山下レポート|外壁シーリング撤去打ち替え】目地も幕板上部も丁寧に。雨仕舞いと密着が決め手です|横浜市旭区白根
2025/05/03
こんにちは。横浜市旭区の株式会社テクアートの山下です!
今回は、屋根重ね葺きとあわせて行っている外壁塗装工事の現場を巡回で見にきました🥸
「外壁シーリングの撤去打ち替え」と「幕板上部の三角シール処理」を行いましたので、そちらをご紹介いたします。
外壁の目地(継ぎ目・板間)シーリングは建物の動きに追従する重要な役割を持っていますが、年数が経つと硬化や割れが起こり、雨漏りの原因にもなります。
だからこそ、「撤去して新しく打ち直す」ことが大切です。
私が散水調査を行ってきた、サイディング外壁での雨漏りや、不具合の原因の多くは、シーリングの経年劣化によるものが多く、シーリングを打ち替えることで、雨漏りが止まる 事も多々あります☂️
約、10年を目安にワレ、破断が起きてきますので、定期的にご自宅のシーリングの確認をする事が大切です😌
■ サイディングの目地、放っておくとどうなる?
今回の外壁は窯業系サイディングです。
目地の部分にシーリング材(コーキング)が使われており、これが劣化すると以下のような症状が起こります。
- シーリングが割れる・剥がれる
- 隙間から雨水が侵入
- 外壁の内部に湿気が溜まり、建材を傷める
こうなる前に行うのが「シーリングの撤去打ち替え」です。
目地は打ち増しではなく、一度古いものをすべて撤去してから新たに施工することで、耐久性と防水性能をしっかり確保します。
サッシ周りに関しては、新築時の外壁防水紙の施工が、外からではわからない為、増し打ちを推奨するお家がほとんどです。
中には、撤去打ち替えをご提案させて頂く事もあります。
テクアートでは大体、増し打ち50%、打ち替え50% ぐらいの比率のです💁
ここでも、一種類の工事経験と知識だけでは、判断が難しい為、より現場に精通した職人に確認してもらう事が理想です🥸
■ 今回行った主な工程
1. **既存シーリングの撤去**
劣化したシーリングを丁寧に取り除きました。傷めやすいサイディング材なので、カッターの角度や力加減にも注意しながら行いました。
2. **プライマー塗布**
新しいシーリング材をしっかり密着させるため、プライマーを塗布。ここを飛ばすと早期劣化につながるため、重要な工程です。
3. **新規シーリング打設 → ヘラ押さえ**
材料を均一に打ち込み、空気が入らないように奥まで押し込みました。仕上げは職人の腕が問われる部分。ラインが自然に見えるよう整えます。
4. **幕板上部には三角シーリングを施工**
特に雨がたまりやすい幕板の上部には、雨仕舞いに優れた「三角シール仕上げ」を行いました。見た目もきれいで、水はけも抜群です。
■ 職人としてこだわったポイント
・窓まわりや開口部など、細かい箇所もすべて手作業で丁寧に、角度を調整し、厚みを確保して仕上げています。
・シーリング材が目地内で途切れる方がないよう、奥まで充填されていることを確認しながら進めました。
・幕板や開口部との取り合い部分は、水
の流れを計算して三角形に成形しています。
■ 施工後の変化
施工前は目地の劣化で見た目もややくたびれていた印象でしたが、打ち替え後はラインが整い、外観全体がシャープに引き締まりました。
ノンブリードのシーリング材を使用したので、外壁塗装の際には悪影響を起こす事はなく、より長持ちさせる事が可能になりました👍
■ テクアートではシーリング工事だけのご相談も歓迎です
外壁塗装とセットで行うケースが多いですが、「目地が割れている」「雨が入りそう」といったお悩みがある場合は、シーリング単体の補修でもご相談を承っています。
露出するシーリングにおすすめの、
・オート科学の イクシード や、
シーリング材老舗のコニシ ボンド
・MSシール超耐久
サンライズの ・SRシールH100
各種ご用意がありますので、お気軽にご相談下さい!
安易に高価な材料ではなく、ライフサイクルコストを加味した、最良のご提案をお約束します😌
テクアートでは、
- 自社職人が対応
- 雨漏り診断士が在籍
- 散水・赤外線調査も可能
- 保証・アフターフォローも充実
ご相談から施工後の点検まで、全て安心してお任せいただけます。
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【会社案内】
株式会社テクアート
〒241-0005
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TEL:0120-700-623(受付時間 8:00〜20:00)
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次回も、山下レポートをお楽しみください🥸