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横浜市旭区|RCマンション屋上防水後に残った雨漏りは、フェンス架台とアルミフェンス根本を分けて確認します🏥

2026/05/21

横浜市旭区|RCマンション屋上防水後に残った雨漏りは、フェンス架台とアルミフェンス根本を分けて確認します🏥

横浜市旭区の雨漏り調査と修繕の株式会社テクアートです🏥☔️

今回見させていただいたのは、横浜市旭区にあるRC構造のマンションです。

屋上は約600㎡ほどあり、昨年、他社様にてウレタン密着防水が施工されていた建物でした。

その後、室内側では部屋の天井から雨漏りが残っている状態があり、今回は補修工事ではなく、散水調査とサーモ調査で水の入口候補を切り分けるところまでの確認です。

室内側の写真とサーモ画像は、今回の記事では使いません。

使う写真は、屋上まわりを外側から散水している現場写真です。

写真で原因を決めるためではなく、どこを見て、どこをまだ決めないのかを残すために使います。🔍

屋上防水後に残った雨漏りは、防水層だけを見て決めない

屋上防水をしたあとに雨漏りが残ると、最初に「防水層のどこかが悪いのでは」と見られやすいです。

もちろん、防水層の平場や立ち上がりは確認します。

ただ、今回のようなRCマンションでは、防水層の面だけを見ても、水の入口候補が見えてこないことがあります。

特に屋上まわりには、フェンス架台、アルミフェンスの根本、フェンス下、タイル外壁との取り合い、金物固定部など、水が回りやすい場所がいくつかあります。

そのため、今回の最初の確認は、防水層全体を広く見ることではなく、屋上フェンスまわりの取り合いを見るところから始めました。

外壁塗装や屋上防水の相談でも、雨漏りが関係している場合は、塗る・防水するという話の前に、水がどこから入る可能性があるかを分ける必要があります。

株式会社テクアートでは、現地で見ていない部分や、写真だけで判断しきれない部分を原因として決めつけないようにしています。

今回も同じで、屋上防水後に雨漏りが残っているからといって、すぐに600㎡の全面防水をやり直す話には進めていません。

まず見たのは、フェンス架台とアルミフェンス根本のまわりです。🧱

見ているのは、屋上の広さや防水層の仕上がりそのものではありません。

防水層の上に、どのようにフェンス架台が乗っているか。

アルミフェンスの根本がどこにあるか。

フェンス下から水が回り込む形になっていないか。

タイル外壁との取り合いが、屋上防水とは別の水の通り道になっていないか。

そこを見ています。

屋上全体が広い現場ほど、目線が平場の防水層に寄りやすくなります。

ただ、雨漏りは広い面から入るとは限りません。

水は、わずかな取り合い、段差、金物まわり、隙間、目地の劣化から回ることがあります。

今回のように、室内側で天井から雨漏りが出ている場合でも、外側の入口が真上にあるとは限りません。

RC構造では、水が躯体内や取り合いの中を回ってから、少し離れた場所に出てくることがあります。

そのため、室内側の漏水位置だけで外側の原因を決めるのではなく、外側で水が入りやすい候補を順番に分けていきます。🏢

最初に確認したのは、フェンス架台とアルミフェンス根本です

私自身、最初に確認したのがフェンス架台とアルミフェンス根本のまわりです。

この部分は、屋上防水の平場とは別に、水が滞留したり、横から回ったりしやすい場所になります。

フェンス架台は、屋上の防水層と金物がぶつかる場所です。

アルミフェンスの根本は、風を受けた雨や、フェンス下から流れてきた水が集まりやすい場所です。

防水層が施工されていても、その上にある架台や金物まわりの納まりが別の経路になることがあります。

今回の現場では、グラウト注入の穴が確認できず、グラウト未施工と判断できる状態でした。

ただし、それだけで雨漏りの原因を決めることはしません。

グラウトが入っていないように見えることは、水が回る候補のひとつです。

それが今回の雨漏りにどこまで関係しているかは、散水の順番や室内側の反応、サーモ調査の補助確認と合わせて見ていく必要があります。

また、タイル外壁側にも確認する点がありました。

タイル目地には経年劣化があり、タイル面に防水施工をした形跡は確認できませんでした。

この点は、オーナー様と管理会社様にも確認しています。

屋上防水だけが施工されていて、タイル外壁側に防水的な処置が見えない場合、屋上と外壁を別々に考えすぎると、水の入口候補を見落とすことがあります。

防水層、フェンス架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合い。

このあたりを一つの流れとして見る必要がありました。🛠️

防水後に雨漏りが残る時、すぐ全面やり直しとは見ません

屋上防水後に雨漏りが残った場合、すぐに「防水を全部やり直すしかない」と考えられやすいです。

ただ、今回の現場では、補修工事は行っていません。

散水調査とサーモ調査で、箇所を特定するところまでです。

これは、工事を先に進めるよりも、どこまでが原因候補で、どこから先はまだ判断できないかを分けるためです。

屋上が約600㎡ある現場で、原因候補を分けないまま全面防水の話に進めると、読者にとっても管理側にとっても判断材料が不足します。

防水層の面だけを見るのか。

フェンス架台まわりを見るのか。

アルミフェンス根本やフェンス下を見るのか。

タイル外壁の取り合いを見るのか。

その順番が見えないまま工事範囲だけが大きくなると、雨漏りの入口を外してしまう可能性もあります。

今回の記事では、工事を勧めるのではなく、屋上防水後に雨漏りが残った時に、どこを見て判断するのかを残します。

特にマンションの雨漏りでは、所有者様、管理会社様、入居者様、それぞれの立場で見えている場所が違います。

室内では天井から水が出ている。

屋上では防水層が施工されている。

外側にはフェンス架台やタイル外壁がある。

このように、見えている情報が分かれるため、塗装会社や防水会社を口コミだけで判断するより、現地で何を分けて確認しているかを見ることが大事になります。

口コミを見る時も、「対応がよかった」という言葉だけではなく、雨漏りの原因候補をどこまで分けて説明しているか。

写真で何を見せているか。

やらない判断を出しているか。

そこを見ると、外壁塗装や雨漏り調査を相談する時の判断材料になります。🗂️

 

次にフェンス柱の根元、架台上端、ボルトまわりが分かる写真についてです。

ここで確認したのは、フェンス根元が原因だと決めるためではありません。

根元まわりに水が集まりやすい形があるか。

架台上端と防水層の取り合いがどうなっているか。

ボルトまわりに水が残る形になっていないか。

アルミフェンス根本からフェンス下へ水が回る可能性があるか。

そこを確認しています。

写真で見ると、傷んで見える場所や隙間に見える場所は、すぐ原因に見えてしまいます。

ただ、写真は入口候補を確認する材料であって、原因確定ではありません。

今回も、写真で見えた場所をもとに、床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下へと散水の順番を分けて確認しています。

防水後に残った雨漏りは、ひとつの場所だけを見て決めるより、候補を順番に外していく方が判断しやすくなります。

この最初の部分では、まずその入口として、なぜ防水層全体ではなくフェンス架台とアルミフェンス根本から見たのかを残しました。

ここではまだ原因を決めません。

最初に確認した場所と、そこから見始めた理由を残すことが、この現場の判断材料になります。📌

横浜市旭区|RCマンション屋上防水後に残った雨漏りは、フェンス架台とアルミフェンス根本を分けて確認します🏥

🏥【防水層だけでなく、架台・フェンス下・タイル取り合いを分けて見た理由】

屋上防水後に雨漏りが残っている場合、まず目が向きやすいのは防水層です。

今回の横浜市旭区のRCマンションでも、屋上は約600㎡あり、昨年にウレタン密着防水が施工されていました。

面積が広い屋上で、防水工事後に室内の天井から雨漏りが残っているとなると、防水層全体の問題として見たくなる場面です。

ただ、今回の現場では、防水層だけを追う見方にはしていません。

理由は、屋上まわりに水が回り込む候補が複数あったためです。

フェンス架台。

アルミフェンス根本。

フェンス下。

タイル外壁との取り合い。

金物固定部。

タイル目地の経年劣化。

グラウト注入穴が確認できない架台まわり。

これらは、ひとつずつ別の部位に見えます。

ただ、雨水の動きとして見ると、つながっている場合があります。

外壁塗装や防水工事では、仕上がった面を見ることも大事です。

一方で、雨漏りが絡む場合は、仕上がった面より先に「水がどこから回り込む形になっているか」を見ます。

今回の現場で採用したのは、何かの補修材ではありません。🙅‍♂️

調査の分け方です。

防水層全体を原因と見て進めるのではなく、架台、フェンス下、タイル外壁取り合いを分けて確認する方針にしました。

この段階で、全面防水やり直し、フェンス撤去、タイル面全面防水、グラウト注入、シーリング補修といった工事範囲を決めていません。

それは、工事を避けるためではなく、雨漏りの入口候補を分ける前に工事範囲を決めると、判断が広がりすぎるためです。

約600㎡の屋上で、最初から全面防水の話に進むと、読者にとっても管理側にとっても、「どこを見てそう判断したのか」が残りにくくなります。

株式会社テクアートでは、雨漏りが関係する外装調査では、工事名よりも先に確認順を置きます。

塗装会社を探す時も、口コミを見る時も、工事内容だけでなく、現地で何を分けて見ているかが判断材料になります。⭕️

グラウト注入穴がないことを、原因確定ではなく判断材料として見ました

今回、フェンス架台まわりで確認した点のひとつが、グラウト注入穴の有無です。

現場では、架台まわりにグラウト注入の穴が確認できませんでした。

このことから、グラウト未施工と判断できる材料はありました。

ただし、ここで大事なのは、グラウト未施工を雨漏り原因として決めきらないことです。

グラウト注入穴がない。

架台まわりに空間が残っている可能性がある。

フェンス架台まわりに水が回り込む形がある。

このような見え方は、雨漏りの入口候補としては見ます。📝

それでも、室内側の天井漏水とそのまま直結しているとは言えません。

RCマンションでは、水が入った場所と室内に出る場所がずれることがあります。

躯体内や取り合いの中を回って、少し離れた位置に出ることもあります。

そのため、グラウト未施工に見える部分を見つけた時点で、すぐに注入する、すぐに防水材をかぶせる、すぐにシーリングで囲う、という判断にはしていません。

材料で止める話に進む前に、まず水がどこから入り、どこへ回る可能性があるのかを整理する必要がありました。

メーカー資料を見ると、グラウト材や無収縮モルタル、充填材は、下地処理、湿潤、型枠、止水、充填条件などを確認したうえで扱うものです。

ただし、その資料上の条件を今回の現場へそのまま当てはめるわけではありません。

今回の現場には、既存のウレタン密着防水があります。

材料名は不明です。

金物固定部や架台まわりの納まりも、現地の状態を見ずに資料だけで決められるものではありません。

資料は、材料を過信しないための確認材料です。

「グラウトを入れれば止まる」

「シーリングを打てば止まる」

「防水材を厚くかぶせれば止まる」

このように一つの材料へ寄せると、雨漏りの入口を分ける視点が弱くなることがあります。

今回の段階では、補修材名を出さず、架台まわりを水の入口候補として扱うところまでにしています。🙂‍↕️

タイル外壁取り合いを、屋上防水とは別問題にしなかった理由

今回の現場で、防水層と同じくらい見ておきたかったのが、タイル外壁との取り合いです。

屋上防水とタイル外壁は、工事の種類で見ると別に扱われやすいです。

屋上は防水。

外壁はタイル。

外壁塗装や外壁改修は別の話。

このように分けて考えたくなる場面があります。

ただ、雨漏りの現場では、工事の種類で水の流れは分かれてくれません。

屋上の防水層が施工されていても、タイル外壁側に水が回る形が残っていれば、そこも入口候補になります。

今回の現場では、タイル目地に経年劣化がありました。

タイル面に防水施工をした形跡も確認できませんでした。

この点は、オーナー様、管理会社様にも確認しています。

ここでも、タイル面に防水施工の形跡がないことだけで原因確定とは見ません。

タイル目地の経年劣化。

タイル面に防水施工の形跡がないこと。

金物固定部とタイル外壁が取り合っていること。

屋上のフェンス架台とタイル外壁の位置関係。

これらが重なることで、水の入口候補として見ています。

外壁塗装の相談でも、雨漏りが関係している場合は、外壁だけを塗る話に寄せすぎない方がよいです。🙌

塗装で表面を保護できる範囲と、塗装では判断できない水の回り込みは分けて見る必要があります。

タイル外壁取り合いを確認した理由は、外壁側を原因と決めるためではありません。

屋上防水だけでは見えない水の通り道が、タイル側や金物まわりに残っていないかを見るためです。

今回のRCマンションでは、室内側で天井から漏水が出ています。☔️

ただ、その外側の入口候補は、防水層の平場だけではなく、取り合い部に複数ありました。

この状態で、タイル外壁を屋上防水とは別問題として切り離すと、雨漏りの見方が浅くなります。

屋上防水後の雨漏りを見ていく時は、防水層と外壁取り合いを一緒に見ます。

これは全面改修へ進めるためではなく、工事範囲を急いで広げないための確認です。

“3枚目の写真で見る、アルミフェンス根本とフェンス下の水の回り込み”

この写真では、アルミフェンス根本とフェンス下まわりを見ています。

見ているのは、フェンス下だけが原因かどうかではありません。

水がどこに当たるか。

どこへ流れるか。

アルミフェンス根本に入り込む形があるか。

フェンス下から横へ回る形があるか。

架台、防水層、タイル外壁取り合いへ水がつながる形があるか。

そこを確認するための写真です。

屋上の防水層がきれいに見えると、雨漏りの見方が平場の面へ寄りやすくなります。

一方で、アルミフェンス根本やフェンス下は、上から見るだけでは水の動きが分かりにくい場所です。

横から雨が当たる。

風で水が押される。

フェンス下に水が回る。

架台まわりへ水が集まる。

そこからタイル外壁取り合いへつながる。

こうした流れは、写真だけで決めるものではありませんが、写真で入口候補として確認することはできます。

この写真を使う理由は、雨漏り原因を断定するためではありません。

防水層以外の場所にも、水が回る候補があることを見せるためです。

フェンス下から水が入るのか、アルミフェンス根本から回るのか、タイル外壁側へつながるのか。

その判断は、散水調査とサーモ調査を組み合わせて見ていきます。

ただし、サーモ調査は室内側の補助確認です。

今回の記事ではサーモ写真を使いません。

外側の散水写真を使うのは、読者が「自分の建物ならどこを見るか」を追えるようにするためです。

雨漏りの現場写真は、劣化を見せるだけでは足りません。

その写真が、どの確認順の中で使われているかが大事です。

今回の3枚目の写真は、アルミフェンス根本とフェンス下を、防水層とは別の入口候補として見るための写真になります。

全面防水を先に決めなかった理由

今回の現場は、屋上が約600㎡あります。

この広さがあると、防水後に雨漏りが残った時、全面防水のやり直しを考えやすくなります。

ただ、今回の段階では、全面防水を先に決めていません。

理由は、雨漏りの入口候補が、防水層全体ではなく、フェンス架台やアルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合いに分かれていたためです。

広い屋上であっても、水が入る場所が局所である可能性はあります。

反対に、見た目では局所に見えても、複数の入口が関係している可能性もあります。

この違いを分ける前に全面防水を決めると、工事範囲が先に立ってしまいます。

今回の目的は、工事範囲を決めることではありません。

散水調査とサーモ調査で、どの場所を水の入口候補として見るかを整理することです。

ここで全面防水を否定しているわけではありません。

必要になる現場もあります。

ただし、今回の段階では、全面防水が必要かどうかを判断する材料がまだ別にあります。

フェンス架台。

アルミフェンス根本。

フェンス下。

タイル外壁取り合い。

グラウト未施工。

タイル目地の経年劣化。

これらを分けて見たうえで、補修範囲を考える流れが必要です。

読者が判断する時も、屋上の面積だけで工事範囲を見るより、まず水の入口候補がどこにあるかを見る方が整理しやすくなります。

特にマンションや集合住宅では、工事範囲が大きくなるほど、関係者の判断も増えます。

管理会社様、オーナー様、入居者様、それぞれに説明が必要になります。

その時に、写真と確認順が残っていると、工事をするかどうか以前に、どこを見ているのかを共有しやすくなります。

タイル外壁と金物固定部を一緒に見る理由

タイル外壁の雨漏りは、外壁面だけを見ると分かりにくいことがあります。

目地の劣化がある。

タイル面に防水施工の形跡がない。

金物固定部がある。

屋上防水の端部や架台が近い。

こうした条件が重なると、タイル外壁だけの問題とも、屋上防水だけの問題とも言い切れない場所になります。

今回も、タイル目地の経年劣化と、金物固定部、フェンス架台まわりを同じ流れで見ています。

タイル外壁が関係するかどうかを判断する時に、表面の見た目だけで決めることはしません。

水が当たる向き。

水が残る場所。

金物まわりの取り合い。

屋上から外壁側へつながる形。

このあたりを見ます。

外壁塗装の相談でも、タイルや目地の劣化があると、すぐ塗装や防水の話になりやすいです。

ただ、今回のように雨漏りが絡む場合は、表面の保護より先に、水がどこから入るかを確認します。

塗装会社を選ぶ時も、仕上がりのきれいさだけでなく、こうした取り合いをどこまで見ているかは判断材料になります。

口コミを見る時も同じです。

「説明が丁寧だった」という言葉だけではなく、現地で何を分けて説明しているかを見ると、雨漏り調査の姿勢が見えやすくなります。

今回の記事では、口コミ数や評価の話を主役にはしません。

ただ、読者が塗装会社や雨漏り調査の会社を見比べる時に、写真の使い方、確認順、やらない判断があるかを見てよいことは残しておきます。

材料名ではなく、確認順を残す

今回、材料名を出さない理由は、情報を隠すためではありません。

材料名が不明なものは不明のまま扱い、確認できていない情報を読者の判断材料にしないためです。

既存の防水はウレタン密着防水です。

ただし、材料名は不明です。

他社様が使った防水材のメーカー名も分かっていません。

補修に使う材料名も決めていません。

この状態で、具体的な補修材名を出してしまうと、読者は材料で判断しやすくなります。

今回の現場で残すべきなのは、材料名ではなく、確認順です。

防水層だけで見ない。

フェンス架台を見る。

アルミフェンス根本を見る。

フェンス下を見る。

タイル外壁取り合いを見る。

グラウト注入穴の有無を見る。

タイル面に防水施工の形跡があるかを見る。

タイル目地の経年劣化を見る。

そこまで見たうえで、補修へ進むか、追加確認が必要かを考える。

この順番が、今回の調査で残すべき判断材料です。

材料を選ぶことよりも、材料を決めない理由を残す。

工事範囲を広げることよりも、まだ広げない理由を残す。

原因候補を見つけることよりも、原因確定にしない境界線を残す。

この積み重ねが、屋上防水後に残った雨漏りを見る時の土台になります。

今回の内容では、グラウト未施工、タイル未防水、フェンス下の回り込みをすべて原因候補として扱います。

どれか一つに決めるのではなく、それぞれを分けて確認する。

そのために、材料名ではなく調査の組み立てを主役にしました。

ここまでで、なぜ防水層だけで判断しなかったか、なぜタイル外壁取り合いやフェンス下まで見たかを整理しました。

次の内容では、実際に床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下から順に散水した確認へ進みます。

ただし、そこでも大事にするのは作業の流れではなく、作業中に何を確認し、どの判断につなげたかです。

横浜市旭区|RCマンション屋上防水後に残った雨漏りは、フェンス架台とアルミフェンス根本を分けて確認します🏥

🏥【散水の順番は、床からではなく“水の回り方を分けるため”に決めました】

今回の横浜市旭区のRCマンションでは、屋上防水後に雨漏りが残っていました。

屋上は約600㎡あります。

この広さがあると、雨漏り原因を考える時に、防水層全体の状態へ目が向きやすくなります。

ただ、今回の現場では、最初から屋上全体を一つの面として見ず、床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下という順番で散水調査を進めました。

この順番にした理由は、雨水が入る可能性のある場所を、できるだけ一つずつ分けて見たかったためです。

床に水を当てる。

架台まわりに水を当てる。

アルミフェンス根本に水を当てる。

フェンス下に水を当てる。

同じ「屋上まわり」でも、水の当たり方と回り方はそれぞれ違います。

床面で反応を見るのか。

架台の立ち上がりで反応を見るのか。

アルミフェンス根本へ水が集まるのか。

フェンス下から水が回るのか。

この順番を分けないまま散水してしまうと、どの場所に水を当てた時の変化なのかが曖昧になります。

雨漏り調査で大事なのは、水をたくさん掛けることだけではありません。

どこに、どの順番で、何を確認するために水を当てたのかを残すことです。

株式会社テクアートでは、散水調査を行う時、作業そのものよりも「入口候補を分ける順番」を重視しています。🧭

 

今回の散水調査は、10時から16時まで行いました。

時間をかけた理由は、屋上防水後に残った雨漏りで、入口候補が一箇所に絞り切れない状態だったためです。

室内側では部屋の天井から漏水が出ています。

外側では、防水層、フェンス架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合い、金物固定部、グラウト未施工、タイル目地の経年劣化が候補に入ります。

この状態で短時間に一気に水を当てると、どこから水が回ったのかを見失いやすくなります。

特にRCマンションの場合、水が入った位置と室内側に出る位置がずれることがあります。

外側で水が当たった場所から、躯体内や取り合いを通って、別の位置に症状が出ることもあります。

そのため、散水調査では、時間だけでなく、順番と切り分け方が重要になります。

床に当てた水と、架台に当てた水。

架台に当てた水と、アルミフェンス根本に当てた水。

アルミフェンス根本に当てた水と、フェンス下に当てた水。

それぞれを分けて見なければ、雨漏り原因の候補が重なって見えてしまいます。

今回は、室内側でサーモ調査も併用しました。

ただし、今回の記事ではサーモ写真を証明写真として使いません。

サーモ調査は、室内側で水の回り方を補助的に見るためのものです。

サーモ調査だけで原因を決めるものではなく、外側でどこに水を当てたか、どの順番で見たかと照らし合わせて扱います。

サーモ画像の反応があると、そこだけで箇所特定できたように見えやすいです。

一方で、雨漏りは外側の入口、内部の通り道、室内側の出方を分けて見ないと、判断がずれることがあります。

今回、外側の散水写真を使う理由は、読者が確認順を追いやすくするためです。

写真で原因を決めるのではなく、写真で「どこを見ていたか」を残します。🔎

床への散水で、防水層全体だけを追わないようにしました

最初に床へ散水したのは、防水層の平場を見ないという意味ではありません。

むしろ、防水層の平場を先に確認したうえで、そこだけに判断を寄せすぎないためです。

屋上防水後に雨漏りが残っている場合、防水層の劣化や施工範囲に目が向きます。

ただ、今回の現場では、屋上防水が施工されている平場だけでなく、フェンス架台まわりやタイル外壁取り合いも水の入口候補でした。

床に水を当てることで、防水面そのものの反応を見ます。

その後で架台まわりへ移ることで、防水面と架台の違いを見ます。

ここを分けることで、「屋上全体が悪いのか」「架台まわりで水が回っているのか」を整理しやすくなります。

この段階では、全面防水へ進める話にはしていません。

また、全面防水を否定する話にもしていません。

平場防水層だけを雨漏り原因として決めるのではなく、床から架台へ水の当たり方を分けて確認しました。

防水層は雨漏りに関係する大事な部位です。

ただ、フェンス架台やアルミフェンス根本がある屋上では、面だけではなく取り合いも見ます。

特に今回のように、屋上防水後に雨漏りが残っている場合は、仕上がった防水面の見た目だけで判断すると、入口候補を見落とすことがあります。

写真で防水層が見えていても、それだけで原因は決めません。

水を当てた順番、室内側の変化、サーモ調査の補助確認を合わせて見ます。

この確認順が残っていれば、読者も「防水したのに雨漏りが残った時、まず全面やり直しなのか」と一足飛びに考えずに済みます。

最初に見るのは、防水層だけではなく、水がどこで切れているか、どこで集まるかです。💧

架台への散水で、金物固定部まわりを別の候補として見ました

床の次に見たのが、フェンス架台まわりです。

フェンス架台は、防水層の上にある構造物です。

防水層の平場とは違い、立ち上がり、端部、金物固定部、水が溜まりやすい角が出てきます。

雨水は平らな面だけを流れるわけではありません。

架台の側面へ当たる。

角で止まる。

金物固定部のまわりに回る。

防水材の立ち上がりや端部へ流れる。

このような動きが出るため、床とは別に見ます。

今回の現場では、グラウト注入の穴が確認できない架台もありました。

これは、グラウト未施工と判断できる材料になります。

ただし、ここでも原因確定にはしません。

グラウト未施工に見える部分があることと、実際に室内側の天井漏水へつながっているかは別の確認です。

架台へ水を当てる意味は、そこが原因だと決めるためではありません。

防水層の平場とは違う水の入り方があるかを見るためです。

金物固定部のまわりは、見た目だけでは判断しにくい部位です。

金物があることで、下地との取り合い、固定部の隙間、立ち上がりの処理、端部の処理が重なります。

ここを床面と同じ扱いで見てしまうと、雨漏り原因の切り分けが浅くなります。

散水調査では、こうした部位を一つずつ分けて見ます。

室内側ではサーモ調査も併用しますが、外側で水を当てた場所が整理されていなければ、サーモ調査の見え方も判断材料として扱いにくくなります。

サーモ調査は万能ではありません。

外側でどこに水を当てたかを記録してこそ、補助として意味が出ます。

今回の架台まわりの確認は、補修範囲を広げるためではなく、工事範囲を急いで決めないための確認です。🛠️

アルミフェンス根本への散水で、水の回り込みを見ました

次に見たのが、アルミフェンス根本です。

アルミフェンス根本は、雨漏り調査で見落とされやすい部位の一つです。

フェンス本体は外部に露出しています。

その根本には、架台、防水層、金物固定部、フェンス下のすき間が近い位置で重なります。

風を受けた雨が当たる場所でもあります。

上から降る雨だけでなく、横から押される雨も入ってきます。

この部分に散水する時は、水が真下に落ちるかだけではなく、根本から横へ回るか、フェンス下へ流れるか、架台側へ戻るかを見ます。

「フェンスまわりから水が入るのか」という見方は、ここで分けて確認します。

フェンス根本の一点だけを見て、原因と決めることはしません。

ただ、フェンス根本を見ずに防水層だけを追うと、水の回り込みを見逃す可能性があります。

屋上防水後に雨漏りが残る時、雨漏り原因は防水層だけにあるとは限りません。

フェンスまわりの取り合いは、塗装や防水の仕上がり写真だけでは判断しにくい場所です。

外側から水を当てて、どの方向に水が動くかを見る必要があります。

ここでも、写真だけでは原因を決めません。

写真は、アルミフェンス根本を確認した証明です。

原因確定ではなく、確認順を残すためのものです。

株式会社テクアートでは、こうした部位を「劣化しているか」だけでは見ません。

水が当たった時に、どこへ逃げるのか。

水が逃げずに、どこへ回るのか。

防水層の端部やタイル外壁取り合いへつながる形があるのか。

この順番で見ます。

外壁塗装でも、防水でも、塗った面だけを見ればきれいに見えることがあります。

雨漏りが絡む時は、きれいに仕上がっているかよりも、水がどこへ動くかを優先して見ます。📷

フェンス下への散水で、下端からの回り込みを確認しました

アルミフェンス根本の次に、フェンス下を確認しました。

フェンス下は、上から見ただけでは水の通り道が分かりにくい部位です。

水が下端に触れる。

下から回る。

架台側へ戻る。

タイル外壁取り合いへつながる。

このような動きが出ることがあります。

フェンス下から水が回るのかどうかは、写真だけで判断しません。

ただ、散水で水を当てる場所を分けることで、入口候補として見てよいかを整理できます。

今回、フェンス下を確認した理由は、防水層以外の入口候補を外さないためです。

屋上防水が施工されている現場では、防水層の平場が主役に見えます。

しかし、フェンス下のような細い取り合いは、雨水が横へ動く時に関係する可能性があります。

特に長雨や風を伴う雨では、雨水の当たり方が変わります。

上から水が落ちる時と、横から押される時では、濡れる場所が違います。

散水調査でも、ただ水を掛けるのではなく、自然雨で起きる水の当たり方を考えながら確認します。

フェンス下を見たことで、平場防水層だけを追う見方はいったん止めました。

これは、防水層を原因から外したという意味ではありません。

防水層だけで見ないための確認です。

同じ雨漏りでも、入口候補が複数ある時は、順番を分けないと原因候補が重なります。

床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下。

この順で見ることで、防水層、金物固定部、フェンス下、タイル外壁取り合いの関係を整理しやすくなります。

雨漏り調査は、強い水を当てればよいものではありません。

水の量よりも、当てる場所と順番が大事です。

今回の散水調査では、そこを読者にも追えるように外側の写真で残しています。🌧️

 

タイル外壁には、目地の経年劣化があります。

タイル面には、防水施工の形跡が確認できませんでした。

この点は、オーナー様、管理会社様にも確認しています。

ただし、タイル面に防水施工の形跡がないことだけで、雨漏り原因とは決めません。

金物固定部が近いこと。

フェンス架台と防水層の取り合いがあること。

水が下から、横から、取り合いへ回る可能性があること。

こうした位置関係を見ています。

散水中に、タイル外壁取り合いと金物固定部を見る理由を残すための写真です。

タイル外壁は、屋上防水とは別の工事に見えます。

ただ、雨漏りの入口候補としては、別々に切り離せないことがあります。

外壁側の保護、タイル目地、金物固定部、屋上防水の端部。

これらが近い位置にある場合、どこまでが屋上で、どこからが外壁かという工事名の線引きだけでは判断しにくくなります。

ここでタイル外壁が関係していると決めるのではなく、関係する可能性を外さないために見ています。

雨漏り原因を考える時は、見えている劣化をそのまま原因にしないことが大事です。

タイル目地に経年劣化がある。

金物固定部がある。

防水層とタイル外壁が近い。

これらは判断材料です。

原因確定ではありません。

そうした境界線を残すために使います。🧱

サーモ調査は、外側の散水順と合わせて扱いました

今回、室内側ではサーモ調査も使用しています。

ただし、サーモ写真は使いません。

理由は、サーモ写真だけを見せると、そこに反応が出た場所だけで原因が分かったように受け取られやすいためです。

サーモ調査は、室内側の水の回り方を補助的に見るものです。

外側でどこに水を当てたのか。

その時、どの順番で散水したのか。

室内側の変化が、どの散水箇所とつながる可能性があるのか。

ここを合わせて見ます。

サーモ調査だけで雨漏り原因を決めると、外側の入口候補を見落とすことがあります。

反対に、外側の写真だけで原因を決めると、室内側の水の出方を見落とすことがあります。

今回の現場では、外側で床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下を順番に散水し、室内側ではサーモ調査を補助として使いました。

この組み合わせで見たかったのは、箇所特定の材料です。

ただし、補修へ進むかどうか、どの材料を使うかまではこの段階で決めていません。

調査で見えたことと、まだ決めないことを分ける必要があります。

雨漏り調査で「分かった」と言える範囲は、現場ごとに違います。

写真で見える範囲。

散水で分けられた範囲。

サーモ調査で補助できる範囲。

まだ自然雨で変化を追う必要がある範囲。

この境界線を曖昧にすると、補修範囲が先に決まってしまいます。

今回の段階では、写真もサーモも、原因確定のためではなく、確認順を残すために使っています。

株式会社テクアートでは、雨漏り調査で機械を使う場合でも、その機械だけで判断したようには書きません。

道具は補助です。

現場で水を当てた順番と、建物の取り合いを見た順番が主になります。🔦

梅雨前・長雨前に見るポイントは、防水面だけではありません

梅雨前や長雨前になると、屋上防水後の雨漏り相談では、防水面の劣化が気になりやすくなります。

もちろん、防水面は見ます。

ただ、今回のようにフェンス架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合いが近い場合は、防水面だけではなく、水の回り方を見ます。

ポイントは、濡れ色と水筋の変化です。💡

雨のあとに、架台まわりだけ濡れ色が残るか。

フェンス根元に水筋が増えるか。

タイル目地の濡れ色が広がるか。

同じ場所だけが濡れるのか。

雨の当たり方によって、症状の位置が変わるのか。

こうした変化は、雨漏り原因を決めるものではありません。

ただ、次に散水調査やサーモ調査を行う時の手がかりになります。

長雨前の点検では、きれいかどうかだけを見るより、雨後の変化を見る方が役に立つことがあります。

特にRCマンションや集合住宅では、屋上面積が広く、原因候補も複数になりやすいです。

防水層の平場。

フェンス架台。

アルミフェンス根本。

フェンス下。

タイル外壁。

金物固定部。

この中で、どこに水が残るのかを見ておくと、次の確認順が組み立てやすくなります。

自分の建物で見る場合は、同じ角度、同じ距離で写真を残すと変化が追いやすくなります。

ただし、写真だけで原因を決めないことが前提です。

写真は、変化を残すための材料です。

原因を確定するものではありません。

雨漏り原因を見ていく時は、写真、散水調査、サーモ調査、必要に応じたドローン確認など、それぞれの役割を分けて考える必要があります。

ドローンは、足場なしでは見えない屋上全体や外壁上部を確認する時の補助になります。

散水調査は、入口候補を順番に分けるための確認になります。

サーモ調査は、室内側の水の回り方を見るための補助になります。

どれか一つで全部を決めるのではなく、それぞれの役割を分けることで、工事より先に判断材料が残ります。📝

今回の作業で見せたかったのは、作業量ではなく確認順です

散水調査を10時から16時まで行うと、作業時間の長さが目立ちます。

ただ、今回の記事で残したいのは、時間の長さではありません。

床から見たこと。

架台を分けたこと。

アルミフェンス根本を分けたこと。

フェンス下を見たこと。

タイル外壁取り合いと金物固定部を見たこと。

サーモ調査を室内側の補助として扱ったこと。

写真だけで原因を決めなかったこと。

この確認順です。

雨漏り調査は、作業の大変さを伝えるものではありません。

読者が、自分の建物ならどこを見るかを考えられるようにするものです。

屋上防水後に雨漏りが残った時、防水層だけを見てよいのか。

フェンスまわりから水が回ることがあるのか。

散水調査でどこまで分けて見られるのか。

サーモ調査だけで判断してよいのか。

そうした迷いに対して、今回の現場では、床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合いという順番で確認しました。

ここまで見ても、原因を一つに決めきる表現にはしていません。

雨漏り原因は、写真だけでも、サーモ調査だけでも、材料名だけでも決めません。

水を当てた順番と、建物の取り合いと、室内側の変化を重ねて見ます。

そのうえで、どこまでが確認できた範囲かを残します。

今回の写真4は、タイル外壁取り合いと金物固定部を見る理由を残す写真です。

仕上がり写真ではなく、作業中に何を見ていたかを伝える写真です。

屋上防水後に残った雨漏りを見る時は、工事をした場所だけではなく、工事の境目も見ます。

今回の確認は、その境目に水がどう回るかを分けていくためのものでした。📌

横浜市旭区|RCマンション屋上防水後に残った雨漏りは、フェンス架台とアルミフェンス根本を分けて確認します🏥

🏥【補修しない判断は、放置ではなく確認範囲を広げすぎないために置きました】

今回の横浜市旭区のRCマンションでは、散水調査と室内側のサーモ調査で、屋上防水後に残った雨漏りの入口候補を分けて確認しました。

ただ、この段階では補修は行っていません。

補修なしと聞くと、工事を先に進めないことが弱い判断に見えるかもしれません。

ただ、今回の現場では、原因候補が一つではありませんでした。

屋上の平場防水層。

フェンス架台まわり。

アルミフェンス根本。

フェンス下。

タイル外壁取り合い。

金物固定部。

グラウト未施工と見られる架台。

タイル目地の経年劣化。

これらが近い位置で重なっていました。

この状態で先に材料を決めたり、補修範囲を広げたりすると、どこを直すための工事なのかが曖昧になります。

雨漏り調査では、作業へ進む前に「まだ触らない場所」を決めることも必要です。

今回の判断は、何もしないという意味ではなく、確認できた範囲と、まだ決めない範囲を分けるためのものです。🧩

見ているのは、仕上がりではなく“まだ即断しない場所”です

確認箇所は、架台側面、防水材が盛られている箇所、端部、隙間を見ています。

ここで見ているのは、仕上がりの良し悪しを決めるためではありません。

また、盛られている材料の種類や良否を写真だけで判断するためでもありません。

架台側面には、防水層と金物まわりの取り合いがあります。

端部には、水が止まりやすい場所があります。

隙間に見える部分には、雨水が回る可能性を考える必要があります。

ただし、写真に写っているからといって、その部分が雨漏り原因とは決めません。

写真は入口候補を残す材料です。

原因確定ではありません。

今回の雨漏り調査では、外側の散水写真を使っていますが、室内写真とサーモ写真は使っていません。

サーモ調査は室内側で補助として使用しました。

ただ、サーモ写真を出せば原因が分かるという扱いにはしません。

外側でどこに水を当てたか。

どの順番で散水したか。

室内側の変化とどう照合したか。

この組み合わせがあって、はじめて判断材料になります。👨‍🚒

全面防水をすぐ決めなかった理由

屋上防水後に雨漏りが残ると、全面防水をやり直すべきかという話になりやすいです。

今回の屋上は約600㎡あります。

面積が大きいほど、全面防水という選択は建物側にも費用面にも影響が大きくなります。

そのため、最初に全面防水へ寄せるのではなく、床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合いを分けて見ました。

全面防水をしないと決めたわけではありません。

全面防水が不要と断定したわけでもありません。

この段階では、全面防水を即断しない判断にしました。

理由は、雨漏りの入口候補が防水層の平場だけではなかったためです。

フェンス架台まわりに水が回る可能性があります。

アルミフェンス根本やフェンス下から水が動く可能性もあります。

タイル外壁取り合いと金物固定部も候補に入ります。

グラウト注入の穴が見当たらない架台もありました。

これらを分けずに全面防水へ進めると、雨漏りの入口が残ったままになる可能性があります。

反対に、全面防水を完全に外すのも早いです。

雨漏り調査では、必要な工事を狭くすることだけが目的ではありません。

広げるべきか、狭めるべきかを、確認順で決めていくことが大事です。

今回は、全面防水ではなく、部分補修でもなく、まず箇所特定の範囲で止めています。🏢

フェンス撤去をすぐ決めなかった理由

フェンスまわりから水が回る可能性を見ると、フェンスを外した方が早いのではないかという考えも出ます。

ただ、今回の段階ではフェンス撤去を即断していません。

フェンス撤去は、雨漏り調査の中でも建物側への負担が大きい作業になります。

撤去すれば見える範囲は増えます。

一方で、撤去しないと確認できないのか、散水調査と外側の写真でどこまで絞れるのかを先に分ける必要があります。

今回見たのは、フェンス架台とアルミフェンス根本、フェンス下の水の回り込みです。

フェンスそのものを先に外すのではなく、まず外側から散水して、水がどこへ向かうかを確認しました。

フェンス架台とアルミフェンス根本は、同じフェンスまわりでも見方が違います。

架台は、防水層や端部との取り合いを見ます。

アルミフェンス根本は、水が根本に集まるか、横へ回るかを見ます。

フェンス下は、下端から水が入るか、タイル外壁取り合いへつながるかを見ます。

ここを分けないままフェンス撤去に進めると、撤去する理由が曖昧になります。

撤去が必要になる場合もあります。

ただ、今回の段階では、撤去より先に、外側から確認できる水の動きを整理しました。

写真だけで原因を決めないのと同じように、見えないからすぐ外すという判断にもしていません。🪛

タイル面全面防水をすぐ決めなかった理由

今回の現場では、タイル面に防水施工の形跡が確認できませんでした。

この点は、オーナー様、管理会社様にも確認しています。

タイル目地には経年劣化もあります。

タイル外壁取り合いは、雨漏りの入口候補として見ています。

ただ、タイル面に防水施工の形跡がないことだけで、タイル面全面防水へ進める判断にはしていません。

タイル外壁が関係する可能性があることと、外壁全部を防水すべきかどうかは別です。

タイル目地の劣化。

金物固定部の位置。

架台との取り合い。

防水層の端部。

水が当たる方向。

これらを合わせて見ます。

タイル面全面防水は、見た目にも建物の維持にも影響が出ます。

また、タイル外壁は表面だけでなく、目地、浮き、取り合い、金物まわりなど確認する場所が多いです。

今回の記事では、タイル面の材料選びを主役にしていません。

主役は、屋上防水後に残った雨漏りを、どの順番で切り分けたかです。

タイル外壁も関係するのか。

ここは見ます。

ただし、タイル未防水だけで原因とは決めません。

外壁塗装や防水工事の話に広げる前に、まずタイル外壁取り合いが雨漏りの入口候補としてどう関係するかを見ました。

株式会社テクアートでは、外壁塗装や防水を分けて考えず、雨漏りが絡む場合は水の入口と取り合いの確認を先に置きます。🪨

グラウト注入を決め打ちしなかった理由

今回の現場では、グラウト注入の穴が見当たらない架台がありました。

これは、グラウト未施工と判断できる材料になります。

ただし、グラウト未施工が見つかったからといって、すぐにグラウト注入を行う判断にはしていません。

理由は、グラウト未施工が雨漏りの唯一の原因とは言えないためです。

架台まわりには、水が回る候補が複数あります。

アルミフェンス根本から回る可能性があります。

フェンス下から回る可能性もあります。

タイル外壁取り合いや金物固定部から水が動く可能性もあります。

グラウト注入穴が無いことは、重要な確認材料です。

ただ、その一点だけで補修方法を決めると、別の入口候補を残す可能性があります。

グラウト注入を行う場合でも、どこまでが未施工で、どこへ水が回っているのかを確認する必要があります。

今回の段階では、グラウト注入を決め打ちせず、散水調査とサーモ調査による箇所特定に留めました。

材料名も出していません。

補修材の具体名も使っていません。

既存の防水材のメーカー名も不明です。

この状態で、材料前提の話を進めると、読者が「その材料を使えば止まる」と受け取る可能性があります。

今回伝えたいのは、材料の名前ではなく、材料を決める前に何を見るかです。

グラウト未施工を見つけた時は、すぐ注入するかどうかより、まず雨後の架台まわりの濡れ色が広がるかを見ます。🧪

シーリング補修を先に進めなかった理由

今回、原因確定前のシーリング補修も行っていません。

金物固定部や取り合いを見ると、シーリングで先に埋めたくなる場面があります。

ただ、雨漏り調査の途中で先に埋めてしまうと、次に水がどこから入るのかを追いにくくなります。

シーリング補修は、入口候補を一時的に変えてしまうことがあります。

その場所が本当に入口だったのか。

別の場所から回っていたのか。

補修後に症状が変わったのか。

ここが分かりにくくなる場合があります。

今回の現場では、床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下から順に散水し、タイル外壁取り合いと金物固定部も確認しています。

それでも、補修はまだ行っていません。

これは、補修が不要という判断ではありません。

補修範囲を決めるには、まだ入口候補を整理する必要があるためです。

雨漏り調査では、触ることで分かることもあります。

ただ、触らないことで残せる判断材料もあります。

今回写真は、そのための写真でもあります。

架台側面、端部、隙間、防水材が盛られている箇所を見ながら、ここを今すぐ補修するのか、もう少し変化を追うのかを分けます。

写真だけでは原因を断定しません。

また、写真だけで「ここを補修すれば止まる」とも書きません。

見えている箇所と、まだ触らない箇所を分けておくことが、次の確認の精度につながります。📍

今回、室内側ではサーモ調査を使用しています。

ただし、サーモ写真は記事内の証明写真として使っていません。

サーモ写真を出さないと調査の証明にならないのか、という見方もあります。

ただ、サーモ写真は単体で原因を示すものではありません。

室内側の温度差や水の回り方を補助的に見るためのものです。

外側でどこに水を当てたか。

どの順番で散水したか。

どの部位を入口候補として見たか。

これらと合わせて扱う必要があります。

サーモ写真だけが強く見えると、読者は「そこに反応があるなら原因確定」と受け取りやすくなります。

今回の記事では、外側の散水写真だけを使い、どこをどう見たかを残しています。

室内写真も使っていません。

室内側の詳細な説明も入れていません。

これは情報を隠すためではなく、今回の記事で読者に渡す判断材料を、外側の確認順に絞るためです。

雨漏り調査では、写真が多いほど良いわけではありません。

写真が強すぎると、まだ決めていないことまで決まったように見えることがあります。

架台側面や端部、隙間を見せながら、補修範囲を即断しない境界線を残す写真です。

サーモ写真を出さない代わりに、外側でどこを見たかを明確にしています。

同じ雨でも室内側の症状位置が変わるかどうかは、今後の確認材料になります。

その変化が出る場合は、サーモ調査を補助として再確認する可能性があります。🧭

様子を見る場合の条件は、印象ではなく“変化”で見ます

今回のように補修なしで止める場合、様子見という言葉だけでは曖昧です。

そのため、何を見るのかを決めておく必要があります。

見るのは印象ではなく、変化です。

架台まわりの濡れ色が、雨後に広がるか。

フェンス根元の水筋が増えるか。

タイル目地の濡れ色が広がるか。

白華が増えるか。

同じ雨でも、室内側の症状位置が変わるか。

このような変化を見ます。

「なんとなく濡れている気がする」では、判断が難しくなります。

同じ角度、同じ距離で写真を残すと、変化を比べやすくなります。

ただし、その写真だけで原因は決めません。

写真は、次に散水調査やサーモ調査を行う時の材料です。

自然雨で症状が再現されるが入口が分からない場合は、再度散水調査で入口候補を分ける可能性があります。

室内側の水の回り方を補助確認したい場合は、サーモ調査を再確認する可能性があります。

屋上全体や外壁上部、足場なしでは見えない部分を確認する必要が出た場合は、ドローン確認を検討する可能性があります。

ここでも、ドローン、散水、サーモを万能には扱いません。

それぞれ役割が違います。

今回の段階でできることは、補修なしで終わらせることではなく、次に見るべき変化を残すことです。🪜

写真だけで断定しない境界線

写真には、架台側面、防水材が盛られている箇所、端部、隙間が写っています。

ただ、写真で見えるものには限界があります。

材料の種類までは断定しません。

施工の良し悪しも断定しません。

水の入口も、写真だけでは決めません。

写真で分かるのは、どこを確認対象にしたかです。

写真で分からないのは、実際に水がどの経路で室内側へ回ったかです。

そこを分けないと、写真が原因確定のように見えてしまいます。

雨漏り調査では、写真、散水調査、サーモ調査、建物の取り合いを合わせて見ます。

今回、補修なしで止めたのは、結論を弱めたわけではありません。

むしろ、確認できた範囲と、まだ決めない範囲を分けるためです。

全面防水を即断しない。

フェンス撤去を即断しない。

タイル面全面防水を即断しない。

グラウト注入を決め打ちしない。

シーリング補修を先に進めない。

原因確定前に材料を決めない。

これらは、工事を減らすための言葉ではありません。

雨漏り原因の候補を残しながら、必要以上に範囲を広げないための判断です。

横浜市旭区のRCマンションで屋上防水後に雨漏りが残った今回の現場では、600㎡の防水面をすぐ全面防水として見ず、フェンス架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合いを分けて確認しました。🤝

横浜市旭区|RCマンション屋上防水後に残った雨漏りは、フェンス架台とアルミフェンス根本を分けて確認します🏥

🏥【今後見る変化は、工事を急ぐためではなく、原因候補を狭めるために残します】

今回の横浜市旭区のRCマンションでは、屋上防水後に残った雨漏りを、防水層全体の不具合としてすぐに見ませんでした。

屋上は約600㎡あり、昨年に他社でウレタン密着防水が施工されています。

室内側では部屋の天井から漏水が出ていましたが、外側で確認すると、防水層だけでなく、フェンス架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合い、金物固定部、グラウト未施工と見られる架台、タイル目地の経年劣化が近い範囲に重なっていました。

こうした現場では、見えている劣化だけを原因として決めるより、どの変化が出た時に再確認するかを先に残す方が、次の判断を間違えにくくなります。

今回、補修は行っていません。

補修予定もまだ未定です。

これは、工事を止めたというより、確認できた場所と、まだ触らない場所を分けた判断です。

写真5で見ている架台側面、端部、隙間、防水材が盛られている箇所は、仕上がりを見せるための写真ではありません。

この先、雨のあとにどう変わるかを見ていくための写真です。

架台まわりの濡れ色が雨後に残るか。

フェンス根元の水筋が増えるか。

タイル目地の濡れ色が広がるか。

同じ雨でも、室内側の症状位置が変わるか。

こうした変化を見ていくことで、全面防水、部分補修、再散水、サーモ調査、ドローン確認のどこへ進むべきかが見えやすくなります。🌧️

一見すると、防水層全体の問題に見える場面でした

屋上防水後に雨漏りが残った場合、最初に疑いやすいのは防水層全体です。

実際、屋上に防水層があり、室内側で天井漏水が出ていると、防水面のどこかに問題があるように見えます。

今回も、防水層の平場や防水全体の不具合を候補から外して始めたわけではありません。

ただ、最初から防水層全体の問題とは決めず、先に水が回りやすい取り合い部を分けて確認しました。

床。

架台。

アルミフェンス根本。

フェンス下。

タイル外壁取り合い。

この順番で入口候補を分けて見ています。

防水層全体を先に疑うこと自体は自然な見方です。

ただ、フェンス架台やアルミフェンス根本、タイル外壁取り合いのように、水が集まりやすい場所がある場合、防水層の平場だけを見ても判断が足りないことがあります。

写真2から写真5で残しているのは、まさにその部分です。

フェンス柱根元や架台上端は、最初に確認した場所です。

アルミフェンス根本とフェンス下は、水の回り込み候補です。

タイル外壁と金物固定部、防水層の接続部は、屋上と外壁を分けずに見る必要がある場所です。

架台側面や端部は、補修範囲を即断しないために残した場所です。

写真だけで原因は決めません。

ただ、写真があることで、どこを原因候補として見たのかは残せます。

今回のように、屋上防水後の雨漏りでも複数の入口候補がある場合は、写真を原因確定の材料ではなく、確認順を残す材料として扱うことが大切です。❇️

雨後に架台まわりの濡れ色が残る場合

今後、まず見ておきたいのは、架台まわりの濡れ色です。

雨のあと、架台まわりだけ濡れ色が残る場合、水がその周辺に滞留している可能性があります。

ただし、濡れ色があるだけで、そこが入口とは決めません。

見るのは、濡れ色が同じ場所に残るか、範囲が広がるか、雨が止んだあとも戻りにくいかです。

特に、グラウト注入の穴が見当たらない架台では、水がどこに入り、どこに抜けるかを慎重に見ます。

グラウト未施工と見られることは、判断材料になります。

ただ、雨漏りの唯一の原因とは書きません。

架台まわりの濡れ色が広がる場合は、再度散水調査で架台、アルミフェンス根本、フェンス下を分けて確認する可能性があります。

水が当たる場所と、水が出る場所がずれる場合もあります。

RCマンションでは、外側の入口と室内側の漏水位置が一直線にならないことがあります。

そのため、雨後の濡れ色は、室内側の症状とあわせて見ます。

写真で残す場合は、同じ角度、同じ距離で撮ると、濡れ色の広がりや水筋の変化が比べやすくなります。

撮るたびに角度が変わると、範囲が広がったのか、見え方が変わっただけなのかが分かりにくくなります。

これは、工事を急ぐための記録ではありません。

次に確認する場所を間違えないための記録です。📝

フェンス根元の水筋が増える場合

フェンス根元の水筋も、今後見る変化の一つです。

今回の現場では、アルミフェンス根本とフェンス下からの水の回り込みも原因候補に入れています。

フェンスまわりは、見た目では小さな隙間に見えても、雨の当たり方や風の向きで水が回ることがあります。

特に、長雨前や梅雨前は、防水面だけではなく、こうした取り合い部の水の動きを見ておくと判断材料が残ります。

今回の記事が、屋上防水後に雨漏りが残った時に、すぐ工事名へ進む前の確認順として残ればと思います。

変化を見る時は、架台まわりの濡れ色、水筋、タイル目地の色、室内側の出方を、同じ角度と同じ距離の写真で残しておくと、次の確認につなげやすくなります。🙂‍↕️

 

 

【よくある質問|屋上防水後に残った雨漏りをどう見るか】

Q1. 『屋上防水後に雨漏りした場合、まず何を見るべきですか❓』

A.屋上防水後に雨漏りが残った場合でも、防水層全体だけを原因として見ないことが大切です。

今回の横浜市旭区のRCマンションでは、屋上は約600㎡あり、既存のウレタン密着防水が施工されていました。室内側では部屋の天井から漏水がありましたが、外側ではフェンス架台、アルミフェンス根本、フェンス下、タイル外壁取り合い、金物固定部、グラウト未施工と見られる架台、タイル目地の経年劣化が近い範囲に重なっていました。

このような現場では、防水層の平場だけを見ても判断が足りない場合があります。最初に見るのは、防水層そのものに加えて、水が回りやすい取り合い部です。

フェンス架台まわりに水が溜まりやすい形になっていないか、アルミフェンス根本やフェンス下から水が回る余地がないか、タイル外壁取り合いに濡れ色や目地の劣化が出ていないかを順番に確認します。

写真で見える隙間や劣化は、入口候補を考える材料になります。ただし、写真だけで原因を決めるものではありません。散水調査や室内側の確認と合わせて、どこが入口候補として残るかを分けて見ます。


Q2. 『すぐに全面防水をやり直さなくてもよい場合はありますか❓』

A.あります。ただし、全面防水が不要という意味ではありません。

今回の現場では、屋上約600㎡をすぐ全面やり直しで見る前に、床、架台、アルミフェンス根本、フェンス下から順に散水し、どこから水が回る可能性があるかを分けて確認しました。サーモ調査も室内側で使用していますが、原因を機械だけで決める扱いにはしていません。

補修は行っていません。補修予定もまだ未定です。

これは工事を止めたというより、まだ決めない方がよい範囲を残した判断です。フェンス撤去、タイル面全面防水、グラウト注入、シーリング補修、材料を先に決める補修は、原因候補が整理されてから考える内容です。

グラウト注入の穴が見当たらないことは判断材料になりますが、それだけで雨漏り原因とは決めません。タイル面に防水施工の形跡がないことも確認材料になりますが、それだけでタイル全面を防水する判断にはしません。

雨漏り調査では、工事名よりも先に、水が入る候補と、まだ触らない場所を分けることが必要です。株式会社テクアートでは、外壁塗装や防水工事の前に、写真で見えることと、写真だけでは決めないことを分けて確認します。


Q3. 『散水調査とサーモ調査のあと、何を観察すればよいですか❓』

A.調査後は、雨のあとに出る変化を見ます。

見る場所は、架台まわり、フェンス根元、フェンス下、タイル目地、タイル外壁取り合いです。雨後に架台まわりの濡れ色が残るか、フェンス根元の水筋が増えるか、タイル目地の濡れ色が広がるか、同じ雨でも室内側の症状位置が変わるかを確認します。

写真で残す場合は、同じ角度、同じ距離で撮ると比べやすくなります。角度や距離が変わると、範囲が広がったのか、見え方が変わっただけなのかが分かりにくくなります。

自然雨で症状が出ても入口が分からない場合は、再度散水調査を行う可能性があります。室内側の水の回り方を補助的に見る場合は、サーモ調査を再確認することがあります。屋上全体や外壁上部など、足場なしでは見えにくい範囲を確認する場合は、ドローン確認を検討することもあります。

ドローン、散水、サーモはいずれも確認を助ける方法であり、それだけで原因を決めるものではありません。

塗装会社を口コミで見る場合も、件数だけではなく、現地で何を分けて確認しているか、写真で何を残しているか、やらなかった工事をどう説明しているかを見ると、判断材料が増えます。雨漏りは、見えている劣化だけで決めず、入口候補と水の動きを分けて見ることが大切です。

 

 

📍株式会社テクアート
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(株式会社テクアートでは、屋上防水後に残った雨漏りでも、防水層だけで決めず、フェンス架台・アルミフェンス根本・タイル外壁取り合いまで確認します。外壁塗装や防水工事を考える前に、写真だけで断定しない確認順を大切にしています。塗装会社選びや口コミを見る際も、何を分けて見ているかが判断材料になります。)

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屋上防水後に残った雨漏りでも、防水層全体だけで見ると、フェンス架台・アルミフェンス根本・タイル外壁取り合いの水の回り込みを見落とすことがあります。今回のように補修へ進まず、箇所特定で止める判断も、住まいを守るための材料になります。

株式会社テクアートでは、写真だけで原因を決めず、散水調査やサーモ調査の結果、雨後の濡れ色や水筋の変化を合わせて見ます。横浜市旭区で雨漏りや外壁塗装を考える際は、工事内容より先に「どこを分けて確認したか」を見ていただくと、塗装会社選びや口コミを見る時の判断材料にもなります。

監修者情報

公開日:2026/05/21

土屋謙司

土屋謙司

土屋謙司 代表取締役社長

「外壁塗装」や「屋根塗装」とは、単純に考えられてしまうことが多いですが、住まいをキレイにするためだけではなく、紫外線や雨風などから屋根や外壁を守るという重要な役割を持っています。つまり、塗装はそのままお客様とご家族の生活を守るものだと言えるのです。家族にとって安心してくつろげる場所、大切なプライベート空間。私だったら、大切に考えて寄り添ってくれる人に任せたいです。