【川崎市麻生区 屋根外壁塗装・付帯部・バルコニー防水工事|屋根 スレート瓦の下塗り(第5回)】
2025/05/15
【川崎市麻生区|屋根下塗りスタート!まずは現地調査から】
こんにちは、株式会社テクアートの職人・高岩です!
今回のブログは、川崎市麻生区の現場で実施した「屋根の下塗り」についてです。
普段あまり意識されない工程ですが、実はこの“下塗り”こそが**塗装の仕上がりと耐久性を左右する超重要ステップ**です。
まずは現地調査の様子をお伝えしますと、
経年劣化が起きてるスレート屋根で、表面の塗膜が劣化し、藻の発生、クラックが生じており
雨を吸い込みやすい状態。
塗料の密着性が大きく落ちていました。
そのため、上塗りの前にしっかりと下地を補強できる**高性能な下塗り塗料が必要**と判断しました。
【選んだ下塗り材は「アレスダイナミックシーラーマイルド」】
今回使用したのは、関西ペイントの「アレスダイナミックシーラーマイルド(透明)」です!
この塗料、ただのシーラーではありません。
有機系にも無機系にも対応できる「多用途型エポキシシーラー」で、
● 脆くなった屋根材の奥まで浸透し補強
● 塗料の吸い込みを防いで発色と仕上がりUP
● 上塗りとの密着性が抜群に高い!
しかも、特殊成分「ハイパーシロキサン」の力で、光触媒や無機素材にもガッチリ対応。
現場ごとに異なる下地状況に、**1本で幅広く応えられるプロ仕様のシーラー**です。
【施工開始→ケレン・混合・塗布のこだわりポイント】
まずは前回ブログでお伝えしたケレン作業から。
鉄部の汚れのある箇所をしっかりとサンドペーパーやワイヤーブラシで磨き、
目に見えない細かな凹凸を作ることで塗料の食いつきをアップさせます。
その後、錆止め塗布。
次にスレート瓦の塗装です。アレスダイナミックシーラーマイルドを**ベース5:硬化剤1で正確に計量&撹拌**。
この塗料は無希釈タイプなので、調整不要でそのまま塗布が可能です。
ローラーと刷毛を使い分け、
・広い面は中毛ローラーで均一に
・細部は刷毛でしっかりと埋め込むように塗布
「どこを塗ったか分かりにくい透明塗料」だからこそ、**職人の目と経験がモノを言う工程**です!
【塗膜の厚み(膜厚)をコントロールして高性能を発揮】
実は、塗料は“たくさん塗ればいい”というものではありません。
下塗りは特に「膜厚」が重要で、**薄すぎると意味がなく、厚すぎるとムラや剥がれの原因**になります。
今回の現場では、天候・屋根勾配・素材の劣化具合を見ながら、
・1回塗りで済む面
・2回塗りが必要な面
を職人の目で見極め、**現場ごとに最適な膜厚を調整**しました。
屋根の“基礎”をつくる下塗りだからこそ、
この判断が10年後、15年後の仕上がりを左右するのです。
【テクアートは“見えない品質”も丁寧に仕上げます】
塗装工事は、完成後は見えない部分こそが重要です。
下塗りをしっかりやることで、上塗りの色艶・持ち・密着性がまったく違ってきます。
株式会社テクアートでは、川崎市麻生区をはじめ、
横浜市旭区・緑区・瀬谷区・保土ケ谷区など神奈川県内全域にて
屋根塗装・外壁塗装・雨漏り診断・外構リフォームを行っております。
各種資格を持つ職人が、ひと現場ずつ責任施工。
「守る塗装」をお届けするテクアートに、
どうぞ安心してご相談ください!
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