山下レポート!【雨漏り調査ブログ】横浜市南区|屋根からの雨漏り|散水調査・屋根裏確認・サーモグラフィで特定!
2025/06/09
こんにちは!株式会社テクアートの山下です🥸
今回は、横浜市南区のお客様宅にて、屋根からの雨漏りが発生しているとのご相談をいただき、
実際の現場で行った散水調査・屋根裏点検・サーモグラフィ診断の様子をレポートします。
雨漏りは「どこからか水が来てる」という感覚だけでは特定できません。
しっかりと【現象の再現】と【根拠ある特定】が重要です!
お住まいの2階天井に雨染みが出ているとのことで、
まずは屋根裏に点検口を設けて内部を確認。
すると…
- 野地板(屋根の下地)に黒ずみ・雨染みあり
- 一部の構造用合板が波打つように変形・劣化
- 釘回りにも水染みとカビの兆候
この状態は**「長期的に水がまわっていた」**ことを示しています。
☂️実際に散水調査を実施|再現性の確認がカギ!
目視調査では原因特定が難しいため、
実際に屋根から水をかけて漏水再現を行います(散水調査)。
調査方法は以下の通り:
- ホースで屋根全体に30〜60分程度、一定の水量をかける
- 再度屋根裏へ入り、水の侵入経路・スピード・位置を確認
結果、屋根中央付近の板金、スレートつなぎ目からの浸水を確認できました。
📷サーモグラフィカメラで雨水の温度差を可視化!
さらに、雨漏り箇所の天井裏をサーモグラフィカメラでスキャン。
濡れている部分は温度が低くなり、色の違いとしてハッキリ映ります。
今回も、P1(中心)で気温より10℃以上の差が確認され、
水の通り道が赤外線で視覚的に見える形となりました。
この「見える化」により、お客様にも原因箇所を正確にご説明できます。
🛠雨漏りは“症状”であり、“原因”ではない
雨漏り=屋根が悪い、とは限りません。
以下のような原因が重なっていることが多いです:
- 縁切り不足(塗装後の水抜け不良)
- 板金の重なり不備
- 経年劣化による釘浮き・シーリング切れ
- 内部の結露や排気の影響
今回は、縁切り不足+既存屋根材の劣化が主な原因とみられ、
屋根カバー工法または葺き替えが最良、他補修方法のご提案をする形となりました。
✅調査後は報告書と写真付きでご説明
調査の結果は、写真・サーモ画像付きでご提出。
原因・状態・工事方法・費用感などを明確にご案内していきます。
お客様も「サーモで見えたのが安心材料になった」とおっしゃっていただき、
根拠のあるご提案と見える化の大切さを改めて実感した現場でした。
■ 調査エリア:横浜市南区
■ 対象箇所 :屋根(スレート)・天井裏
■ 調査方法 :散水テスト/目視確認/サーモグラフィ撮影
■ 確認された症状:
・天井裏の雨染み
・野地板の腐食・波打ち
・釘まわりの染み・湿気反応
■ 推定原因:
・板金、スレート屋根重なり部からの浸水
・縁切り処理不足による排水不良
■ 今後のご提案:
・屋根カバー工法または葺き替えによる防水対策、他補修方法のご提案
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