施工部藤田からの②【横浜市旭区】|棟板金ビス交換の現場レポー
2025/06/25
こんにちは!
株式会社テクアートの藤田です!
屋根は、私たちの住まいを雨・風・太陽の光から毎日守ってくれる最前線の部分です。しかしその屋根の上で、日々劣化し、見えないところで問題が進行していることをご存知でしょうか?
📍今回の現場レポートは、横浜市旭区にて施工中の屋根外壁塗装工事の中で行った、「棟板金ビス交換」の様子をご紹介いたします。
◾️棟板金とは?その役割と劣化リスク
屋根の一番上の角に取り付けられている金属部材、それが「棟板金(むねばんきん)」です。屋根の傾斜が交わる箇所に被せるように設置され、以下のような役割を担っています。
• 雨水の侵入防止
• 風による屋根材のズレを防止
• 屋根全体の強度を高める構造補助
特にスレート屋根やコロニアル屋根では、棟板金が剥がれたり、ビスが緩んだりすると、一気に雨漏りや飛散といった深刻な被害につながるため、メンテナンスが非常に重要です。
◾️なぜビス交換が必要なのか?その理由と症状
築10年以上の住宅では、以下のような不具合がよく見られます。
• 棟板金を固定するビスが浮いている
• ビスの周囲から雨水が侵入しやすくなっている
• 錆びたビスが脆弱化していて抜けかけている
• 下地(貫板)が腐食している可能性がある
これらを放置していると、台風や強風の際に棟板金が飛ばされる事故が発生し、近隣住宅や歩行者への被害リスクまで高まります。
◾️実際の板金ビス交換の作業風景
写真① : 既存ビスの抜き取り
この作業では、ハンマーの柄の後端(バール部)を使用し、劣化したビスを慎重に引き抜いていきます。
ビスの抜き方には注意が必要で、強く引っ張ると板金を歪ませてしまうリスクもあるため、1本1本の状態を確認しながら慎重に行います。
写真② : 新規ビスの打ち込み
次に、ステンレス製の新しいビスに交換し、しっかりとインパクトドライバーで打ち込みます。
この時注意しているのは、
• 貫板(下地)の位置を正確に捉えること
• ビスの角度や打ち込み深さを一定に保つこと
• 板金の浮きや歪みが出ないよう圧着すること
◾️屋根の"ビス一本"が家の未来を左右する
家の構造において、「ビス1本のゆるみくらい…」と見過ごされがちですが、それが屋根に関わるものであれば話は別です。
• ビスの浮き ➜ 板金のガタつき ➜ 雨水浸入 ➜ 下地腐食 ➜ 雨漏り発生…など
というように、小さな不具合が大きなトラブルにつながるのが屋根の怖さです。
◾️テクアートのこだわり|職人による確かな技術
株式会社テクアートでは、屋根の点検・補修・塗装において、経験豊富な職人が細部まで妥協なく施工しています。
• 現調時ではドローンや屋根カメラを併用
• ビス交換と同時に板金の浮きやシーリングも確認
• 屋根塗装前の補修として万全な状態を整える
といった流れで、美観だけでなく性能面でも最高レベルの仕上がりを目指しています。
◾️まとめ|屋根の見えない部分こそプロの目を
今回ご紹介した「棟板金ビス交換」は、屋根の安全性・耐久性・防水性の基礎を支える重要なメンテナンスです。
特に、塗装工事やリフォームとセットで行うことで、将来的な雨漏り・破損リスクを大きく軽減することができます。
次回の施工部藤田からの現場レポートでは、鉄部下塗りをご紹介させて頂きます。
【株式会社テクアートのご案内】
About tecart,Inc.
株式会社テクアートでは、横浜市旭区を中心に、保土ケ谷区・瀬谷区・磯子区・港南区ほか神奈川県全域外壁塗装・防水工事・外構塗装などの住宅塗装工事をトータルで対応しています。
住まいの美しさと長持ちを実現するため、高品質な塗装工事を完全自社施工で行っています。
私たちは、国家資格を持つ職人が現地調査から施工・アフターケアまで一貫対応。中間業者をはさまないため、無駄な費用を抑えた、安心・適正価格の施工が可能です。
外壁や屋根にひび割れや劣化が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
点検・現地調査・お見積りはすべて無料です。雨漏り診断や散水調査にも対応しています!
【会社概要】
Company Profile
株式会社テクアート
〒241-0005
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電話番号0120-700-623
(受付時間:8:00〜20:00)
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