横浜市港南区下永谷|2回目の屋根塗装は、塗る前に水平棟の貫板とビス穴を見ます🪵
2026/05/13
🪵【横浜市港南区下永谷|2回目の屋根塗装は、塗る前に水平棟の下と雨水の出口を見ます】
横浜市旭区の雨漏り調査と修繕の株式会社テクアートです👨🍳
今回伺ったのは、横浜市港南区下永谷の屋根塗装です。
屋根は今回で2回目の塗装となるため、最初に見たのは、塗る色でも、仕上がりの艶でも、塗料のグレードでもありませんでした。
私自身、最初に確認したのは、水平棟まわりと屋根材の重なり、そして雨水が抜ける出口です。🔍
屋根塗装というと、どうしても「どの塗料を使うか」「どんな色にするか」「何回塗るか」に目が向きやすいです。
今回も、仕上げにはキクスイSPパワーサーモFを使用する予定です。ただ、屋根色はまだ未定のため、色名や遮熱数値を先に決め打ちする段階ではありません。
塗料は大事です。
ただ、2回目の屋根塗装では、塗料を選ぶ前に見ておきたい場所があります。
それが、棟板金の下、杉の貫板、抜いたビス穴、そして屋根材の重なり部です。🪜
今回の現場では、既存雨漏りは確認していません。
室内に雨染みが出ている、天井から水が落ちている、強い雨の後に水が入る、という現場ではありませんでした。
それでも、屋根塗装前に水平棟まわりを見たのは、雨漏りが起きてから探す場所と、雨漏りが起きる前に見ておく場所が重なることがあるためです。
特に水平棟は、屋根の上から見ると板金で覆われているため、外から見ただけでは下にある貫板の状態がわかりにくい場所です。
板金の表面が大きく壊れていなくても、下の木部が水を含んでいたり、ビスや釘の効きが弱くなっていたりする場合があります。
今回も、塗装前の確認として水平棟まわりを見たところ、杉の貫板に傷みが出ている箇所がありました。
ここで大事なのは、「傷みがあるなら全部交換」とすぐに決めることではなく、どこまで傷んでいるか、どこまで固定力が残っているか、既存板金を戻せる状態かを分けて見ることです。🛠️
屋根塗装は、屋根材の表面を保護する工事です。
ただし、棟板金の下にある木部の状態や、抜いたビス穴の扱いまで塗料が整えてくれるわけではありません。
塗料で屋根をきれいに仕上げても、雨水の入口や出口の見落としが残ると、別の時期に不具合として出てくることがあります。
今回の現場では既存雨漏りが無いからこそ、雨漏り修繕として話を広げるのではなく、屋根塗装前に残してよい部分と、先に処理した方がよい部分を分けて見ました。🌧️
この写真で見ていただきたいのは、屋根全体の色あせや表面劣化だけではありません。
水平棟がどこに通っているか、屋根面がどう重なっているか、棟板金の下に水が入り込んだ場合にどこへ抜けるかを確認します。
塗装会社を選ぶ時、口コミや施工事例を見る方は多いと思います。
口コミは、対応の雰囲気や職人の姿勢を見る上では参考になります。
ただ、屋根の上で実際にどこを見ているかまでは、文章だけではわかりにくいことがあります。
外壁塗装でも屋根塗装でも、仕上がりの写真だけでは判断しきれない場所があります。
屋根でいえば、棟板金の下、屋根材の重なり、軒先、板金の継ぎ目、抜いたビス穴の周辺です。
今回のような2回目の屋根塗装では、前回の塗膜が重なり部に入り込み、雨水の出口を狭くしていることがあります。
そのため、塗る前に縁切りの考え方を整理しておく必要があります。
タスペーサーを使うかどうかも、ただ「入れる」「入れない」で見るのではなく、屋根材の重なりがどうなっているか、雨水が抜ける余地があるかを見ながら判断します。🌿
今回の記事では、屋根塗装の完成写真だけを見せるのではなく、塗る前にどこを確認したかを残します。
最初に確認した流れは、次の順番です。
まず、屋根全体の表面状態を見ます。
旧塗膜の残り方、色あせ、苔や汚れ、屋根材の重なり部を確認します。
次に、水平棟まわりを見ます。
棟板金の浮き、釘やビスの状態、板金の継ぎ目、シーリング跡、下に水が入りやすい形になっていないかを確認します。
そのうえで、板金の下にある杉の貫板を見ます。
ここは、屋根の表面だけを見ていても判断しにくい場所です。
木部に傷みがある場合、板金の固定力に影響することがあります。
さらに、抜いたビス穴や釘穴を見ます。🧩
小さな穴でも、屋根の上では雨水の入口になる場合があります。
穴を塞ぐ処理をする時も、何で埋めるか、埋めた後にどう補強するかを見ます。
今回、シリコン系のシーリングは使いません。
理由は、塗装との相性や、周辺部への汚染を考える必要があるためです。
ここは材料の名前だけで判断するのではなく、屋根塗装の前後でどう影響するかを見て決める場所です。
ただし、この段階で細かい施工内容を先に出しすぎると、見る順番がずれてしまいます。
まず大事なのは、屋根塗装前に「塗る面」と「水が動く場所」を分けて見ることです。
屋根材の表面は、塗装で保護する場所です。
水平棟の下やビス穴まわりは、水が入り込む可能性を確認する場所です。
屋根材の重なり部は、水が抜けるかどうかを見る場所です。
この3つを同じ扱いにしない方が、現場判断はしやすくなります。🤳
写真で確認したいのは、板金そのものだけではありません。
その下にある貫板、抜いた穴の位置、雨水が入りやすい継ぎ目、屋根材の重なりがどう見えるかです。
今回の現場では、水平棟の一部に杉の貫板の傷みがありました。
ただ、既存板金は再利用できる状態として見ています。
この時点で、棟板金を新品交換する話へ広げるのではなく、下地の状態と板金の状態を分けて確認します。
屋根塗装だけでいいのか。
棟板金も交換した方がいいのか。
貫板は全部交換した方がいいのか。
タスペーサーは必ず必要なのか。
遮熱塗料を使えば屋根まわりの不安も一緒に解決するのか。
こうした判断は、ひとつの答えにまとめにくいです。
現場ごとに、見ている場所が違います。
今回であれば、既存雨漏りは無し。
水平棟の杉貫板は一部に傷みあり。
棟板金は再利用。
屋根色は未定。
仕上げ材はキクスイSPパワーサーモFを使用予定。
2回目の屋根塗装として、縁切りとタスペーサーも確認対象。
ここまでを最初に整理しておくことで、屋根塗装を「塗る作業」だけで見ないようにできます。☀️
株式会社テクアートでは、横浜市旭区を中心に外壁塗装、屋根塗装、防水、雨漏り調査を行っていますが、屋根の相談でも最初から工事範囲を広げるために見るわけではありません。
この現場でも、既存雨漏りが無い状態を前提に、雨漏り修繕工事として広げるのではなく、屋根塗装前に見ておくべき場所を順番に確認しています。
横浜市港南区下永谷のように、住宅が並び、屋根面に日射や雨風が当たりやすい地域では、塗料の耐候性や遮熱性も判断材料になります。
ただ、その前に、雨水の出口が残っているか、水平棟の下に弱い部分がないかを見ます。
屋根塗装前に最初に見たのは、塗る色や塗料ではなく、水平棟の下と雨水の逃げ道でした。🛣️
ここから先は、なぜキクスイSPパワーサーモFを使う前に洗浄、乾燥、旧塗膜、重なり部を確認するのか。
そして、水平棟の杉貫板や抜いた穴の処理を、屋根塗装の中でどう考えるのかを、現場の順番に沿って残していきます。
🪵【キクスイSPパワーサーモFを塗る前に、旧塗膜・乾燥・重なりを見ます】
横浜市港南区下永谷の屋根塗装では、仕上げ材としてキクスイSPパワーサーモFを使用する予定です。🧱
屋根色については、まだ決め切る段階ではありません。
ここを先に断定してしまうと、屋根の状態よりも色や遮熱性能の話が前に出てしまいます。
私がこの現場で先に見たかったのは、何色に仕上げるかではなく、塗れる下地になっているか、雨水が抜ける形が残っているか、水平棟まわりに後で気になる起点を残さないかという部分でした。
キクスイSPパワーサーモFは、屋根用の遮熱塗料として使う材料です。
スレート系の屋根に使う場合でも、ただ上から塗れば良いという見方はしません。
旧塗膜の浮き、剥がれ、粉化した部分、苔や藻、洗浄後の乾き方が残ったままでは、仕上げ材が持っている性能以前に、下地側で無理が出やすくなります。🧰
今回のような2回目の屋根塗装では、前回の塗膜がどこに残っているかを見ることが大事になります。
屋根面の広いところだけを見ると、色あせや汚れが目に入りやすいですが、実際には屋根材の重なり部、板金まわり、棟の際、軒先側の水の抜け方まで見ないと判断がずれることがあります。
特に、スレート系の屋根は、表面を塗ることと水が抜けることを分けて考えます。
塗膜が厚く残っている場所や、前回塗装で重なり部が詰まり気味になっている場所は、上からきれいに塗るほど、見た目だけではわかりにくくなります。
屋根塗装だけでいいのか。
タスペーサーが必要なのか。
棟板金まわりも見た方がいいのか。
こうした判断は、塗料名だけでは決められません。
この写真で見たいのは、屋根材の表面だけではありません。
旧塗膜が残っている場所、洗浄で落ちた部分、まだ吸い込みやすそうな場所、そして水平棟の際に水が寄りやすい形がないかを見ます。🔧
キクスイSPパワーサーモFを使う場合、下地を清浄にすることが前提になります。
苔や藻、ほこり、油分、弱った旧塗膜が残っていると、塗る面として安定しにくくなります。
高圧洗浄で表面を洗うのは、汚れを落として見た目をきれいにするためだけではありません。
洗ったあとに、どの部分がしっかり残っているか。
どの部分の旧塗膜が弱いか。
どこが吸い込みやすいか。
どこに水分が残りやすいか。
ここを見ることで、下塗りの入り方や、上塗りまでの間隔の取り方も変わります。📐
屋根塗装は、乾いているように見えても、重なりの中や板金の際に水分が残ることがあります。
特に水平棟まわりは、板金がかぶっているため、屋根面の広い部分とは乾き方が同じではありません。
屋根材の重なり部も、表面だけが乾いていて、内部側に湿り気が残る場合があります。
この状態を見ないまま進めると、塗料の問題ではなく、下地の水分や旧塗膜の残り方が後から影響することがあります。
そのため、今回も水洗い後の乾燥状態は、屋根面全体だけでなく、水平棟まわりと重なり部を分けて確認します。
キクスイSPパワーサーモFは、仕上げ材としては屋根を保護する役割があります。
ただ、仕上げ材の前に、下塗りの選定があります。
スレート系の屋根では、下地の状態に合わせてシーラーを効かせる必要があり、吸い込みが強い場所や旧塗膜が弱い場所は、そのまま同じように塗ってよいとは見ません。🧪
今回の現場でも、塗る前の段階で屋根面を同じ一枚の面として扱わず、場所ごとに見ています。
広い屋根面。
水平棟の際。
屋根材の重なり。
前回塗膜が残っている場所。
洗浄で素地に近く見える場所。
雨水が流れてくる場所。
雨水が抜ける場所。
この分け方をしておくと、塗装後に見えなくなる部分の確認がしやすくなります。
遮熱塗料についても、同じです。
遮熱性能は、色、屋根材、屋根裏の断熱状態、日当たり、風通し、建物の形で感じ方が変わります。
屋根色が未定の段階で、「この色ならこうなります」と先に言い切るより、まずは現場の屋根が塗装できる状態かを見る方が順番として自然です。🌡️
濃い色を選ぶのか、少し明るめの色を選ぶのかでも、反射の考え方は変わります。
ただ、今回の段階では屋根色を固定していません。
そのため、本文でも色名や反射率を決め打ちしません。
ここで残したいのは、遮熱塗料の数字ではなく、遮熱塗料を塗る前に見た順番です。
屋根の表面に古い塗膜がどのくらい残っているか。
洗浄でどこまで清浄になったか。
乾燥が足りているか。
水平棟の下に弱い部分がないか。
屋根材の重なり部に雨水の出口があるか。
こうした確認をせずに、材料だけで判断すると、屋根塗装の話が表面だけで終わってしまいます。🪵
今回の横浜市港南区下永谷の現場では、既存雨漏りはありません。
そのため、雨漏り修繕として大きく広げる必要はありません。
ただし、既存雨漏りがないことと、屋根の上に将来の起点がないことは同じではありません。
私自身、雨漏りが起きていない屋根でも、水平棟まわりは先に見ます。
劣化が出やすく、雨水が集まりやすく、外から見えにくい部分が重なっているためです。
棟板金の下には貫板があります。
今回の貫板は杉です。
杉の貫板は木材なので、水を含む状態が続けば傷みが出ることがあります。
ただし、傷みがあるからといって、すぐに水平棟すべてを交換する話にはしません。
どの範囲に傷みがあるか。
固定力がどこまで残っているか。
既存板金を戻せるか。
塗装前に処理するべき穴があるか。
水の逃げ道を邪魔しないか。
この順番で見ることで、工事を増やすためではなく、必要な範囲を見極める判断につながります。📏
写真では、塗装する面だけでなく、屋根材の重なり部に注目します。
2回目の屋根塗装では、前回の塗膜が重なりに残っていることがあり、そこに新しい塗膜が重なると、雨水の逃げ道が狭くなる場合があります。
タスペーサーは、こうした平板スレート屋根の縁切りを補助する部材として使います。
ただ、タスペーサーを使うかどうかだけで判断すると、屋根の状態を見落とすことがあります。
まずは重なりがどうなっているか。
塗膜でくっついている箇所があるか。
手で確認して動きがあるか。
水が抜ける余地があるか。
そこを見てから、部材や工具を使う意味が出ます。🌀
今回の段階では、タスペーサーの施工数や縁切り作業の詳しい話はまだ前に出しません。
この枠で大事なのは、キクスイSPパワーサーモFを塗る前に、下地と雨水の出口を見る理由です。
屋根塗装で使う材料は、屋根を守るための大事な要素です。
ただ、塗料の性能は、塗る面の状態が整っていることを前提にします。
洗浄が足りない、乾燥が足りない、旧塗膜が弱い、重なり部が詰まっている、水平棟の下に傷みが残っている。
こうした状態を残したままでは、どれだけ良い材料を選んでも、現場としての判断は薄くなります。
外壁塗装でも同じですが、塗料を選ぶ前に、どこが傷んでいて、どこまで処理し、どこは残せるかを見ます。
屋根塗装も、同じように「塗る場所」と「水が動く場所」を分けて見ます。
株式会社テクアートでは、横浜市旭区の塗装会社として、屋根や外壁を単体の仕上げだけで見ないようにしています。
雨漏りが起きている現場では原因を追いますが、雨漏りが起きていない現場でも、雨水の入口と出口になりやすい場所は先に確認します。🌦️
今回の横浜市港南区下永谷の屋根では、仕上げ材としてキクスイSPパワーサーモFを使う予定です。
ただ、ここでの判断は「この塗料だから安心」というものではありません。
旧塗膜がどの程度残っているか。
洗浄後に水分が残りやすい場所はないか。
スレート系の屋根として下塗りが効く状態か。
水平棟の下に杉貫板の傷みがないか。
屋根材の重なり部に雨水の出口があるか。
この条件を見たうえで、仕上げ材に進む流れにします。
屋根色が未定であっても、塗る前に見るべき場所は変わりません。
屋根塗装は、表面をきれいにするためだけの工事ではありません。
紫外線や雨風から屋根材を守るための工事ですが、その前に、塗装では直せない場所を分けておく必要があります。
棟板金の下、抜いたビス穴、屋根材の重なり部は、その代表です。
今回、材料の話をあえて後ろに置いているのは、塗料より先に現場の状態を見るためです。
SPパワーサーモFを選ぶ前に、旧塗膜、乾燥、重なり、水平棟下の状態が塗れる条件に入っているかを見ました。🧯
この確認をしたうえで、次の工程では水平棟の杉貫板をどこまで処理したか、既存板金をどう扱ったか、抜いた穴をどのように残さないようにしたか、そして2回目塗装で雨水の出口をどう確保したかを、現場の順番に沿って残していきます。
🪵【水平棟を開けて、杉の貫板と雨水の出口を確認しました】
横浜市港南区下永谷の屋根塗装で、塗る前に確認した水平棟まわりは、外から見るだけでは判断しにくい場所でした。📌
屋根の上では、棟板金がかぶっていることで、下にある貫板の状態が見えにくくなります。板金の表面に大きな破損が見えていなくても、固定している木部が水を含んでいたり、ビスや釘の効きが弱くなっていたりすることがあります。
今回の現場では、水平棟の板金を外して、下にある杉の貫板を確認しました。
外した時点で見たのは、木の色が変わっている場所、割れや崩れが出ている場所、固定した時に効きが残りそうな場所です。貫板は杉でした。杉材そのものが悪いという話ではありません。屋根の上で長く使われる木材は、雨水の入り方、板金のかぶり方、釘やビスの穴、風の受け方によって傷み方が変わります。🔩
ここでいきなり「全部交換」とは見ませんでした。
水平棟の中でも、傷みが出ていたのは一部でした。
そのため、今回の交換範囲は水平棟の一部にしています。
全部を交換するか、一部だけ交換するかは、見た目の印象だけでは決めません。傷んでいる範囲、既存板金を戻した時の納まり、固定する力がどこまで残っているか、抜いた穴がどこに残るかを見ます。
棟板金については、今回、新品交換ではなく既存板金を再利用しています。
板金を再利用する時に大事なのは、「再利用できるか」だけではありません。外したあとに、戻した時のラインが合うか、傷んだ貫板の部分だけで済むか、穴の位置をどう処理するかを一緒に見ます。板金だけがきれいでも、その下の木部や穴処理が弱いと、屋根塗装前の確認としては足りません。
写真で見ていただきたいのは、板金を外した後に見える貫板の状態です。
黒っぽく見える部分、木が割れている部分、固定が弱くなりやすい部分を確認しながら、交換する範囲を決めています。🪚
屋根の上では、見えている傷みだけを追うと、工事範囲が広がりすぎることがあります。逆に、表面だけを見て残しすぎると、塗装後に見えなくなる場所へ不安を残すこともあります。
今回の判断は、その中間です。
水平棟すべてを交換するのではなく、傷みが出ていた一部を交換する。
板金は再利用する。
抜いたビス穴や釘穴は、そのままにしない。
穴を埋めたあと、防水テープで補強する。
この順番で見ています。
抜いたビス穴や釘穴は、小さいです。
ただ、屋根の上にある小さい穴は、雨水の入口になることがあります。
特に棟まわりは、風を受けやすく、雨が横から当たりやすい場所でもあります。屋根面を流れてくる雨だけではなく、強い雨や風を受けた時に、板金の際や穴まわりへ水が回ることがあります。
今回、抜いた穴はシーリングで埋めました。
ただし、シリコン系のシーリングは使っていません。🧵
シリコン系は、使う場所によっては塗装との相性や周辺部の汚染を考える必要があります。屋根塗装の前後で塗膜や周辺の仕上がりに影響が出る可能性を考えると、何でも同じシーリングでよいとは見ません。
ここは材料の名前を出して安心させる場所ではなく、屋根塗装の中で不具合を残しにくい材料を選ぶ場所です。
穴を埋める目的は、見た目を整えることではなく、雨水の入口を残さないことです。
そして、穴をシーリングで埋めたあと、防水テープで補強しています。
ここも大事なところです。
穴を埋めただけで終わりではなく、板金を戻したあとに雨水がどう動くかを考えます。防水テープは、穴まわりの処理を補強するために使っています。万能にするためではありません。あくまで、今回の範囲に合わせた補強です。🪛
今回、タディスセルフ等は使っていません。
理由は、交換範囲が水平棟の一部で、範囲が少なかったためです。
全面の貫板交換や広い範囲の下地処理であれば、貫板下に防水テープやブチル系シートをどう入れるかを別で検討することがあります。ただ、今回のように一部の貫板交換で、抜いた穴の位置と範囲が限られている場合、必要な処理を絞る判断もあります。
「使わない」ことも、現場判断のひとつです。
材料を多く使えばよいという話ではありません。どの範囲に何を使うか、どこまで広げないかを決めることも、屋根塗装前の確認に含まれます。
写真で見えない部分は断定しませんが、現場では、抜いた穴を残さないことと、既存板金を戻す時に無理が出ないことを見ています。🪣
次に見たのが、屋根材の重なり部です。
今回の屋根は2回目の屋根塗装です。
2回目の屋根塗装では、前回の塗膜が重なり部に残っていることがあります。屋根材同士が塗膜でくっついていたり、雨水の抜ける隙間が狭くなっていたりすると、表面を塗るだけでは判断が足りません。
縁切りは、基本的には手作業で確認します。
手で触って、屋根材の重なりがどうなっているかを見ます。塗膜で強くつながっている場所、隙間が残っている場所、無理に広げると屋根材に負担がかかりそうな場所を分けます。
ただ、今回の現場では範囲が多く、手作業だけでは確認に時間がかかる量でした。
そのため、ハイコーキのマルチツールを使っています。🧷
これは工具を使ったことを見せたいわけではありません。
量が多い中で、屋根材の重なりに無理な力をかけすぎず、雨水の出口を確認するために使っています。工具は目的ではなく、確認と処理のための手段です。
屋根材の重なり部は、力を入れればよい場所ではありません。
強くこじると、屋根材を傷める場合があります。反対に、隙間が詰まったままでは、塗装後に水の逃げ道が残りにくくなります。
その間を見ながら進めます。
今回、タスペーサーは全面に施工し、使用数は約800個でした。🔨
この数字は、見栄えのために出すものではありません。
2回目の屋根塗装で、屋根材の重なり部を多く確認する必要があり、雨水の出口を残すために必要な数として施工しています。
タスペーサーは、入れればすべて解決する部材ではありません。
先に重なり部を確認し、縁切りを行い、その上で必要な位置に入れることで意味が出ます。
今回の流れは、次のような順番です。
水平棟まわりを確認する。
板金を外して杉の貫板を見る。
傷みがある一部だけ貫板を交換する。
既存板金を再利用する前提で納まりを見る。
抜いたビス穴や釘穴をシーリングで埋める。
穴処理後に防水テープで補強する。
屋根材の重なり部を確認する。
量が多い部分はハイコーキのマルチツールで縁切りする。
タスペーサーを約800個施工して、水の出口を確保する。
この順番で進めると、屋根塗装を「塗る作業」だけで見なくなります。
見たいのは、タスペーサーそのものだけではありません。
屋根材の重なり部がどこにあり、どこに雨水の出口を残す必要があるかです。約800個という数も、屋根面の広さと重なり部の数から見ていくものです。
梅雨前や台風前、夏前になると、屋根まわりの相談は増えやすくなります。
ただ、ここで「雨が増える前に急いだ方がいい」とは書きません。
今回の現場で大事なのは、雨が降る前後でどこを見るかです。
水平棟の下。
抜いた穴のまわり。
屋根材の重なり。
雨水の出口。
板金の際。
雨が降ったあとに水がどこへ流れるかを想像しながら、塗る前に確認しておく場所です。🌂
屋根塗装は、表面をきれいにするだけではありません。
横浜市港南区下永谷の今回の現場では、既存雨漏りはありませんでした。それでも、水平棟の下に傷みが出ていた杉の貫板があり、抜いた穴があり、2回目塗装として縁切りが必要な重なり部がありました。
雨漏りが起きていない段階で見たから、雨漏り修繕として大きく広げずに済んでいます。
ここは大事です。
雨漏りが無いから何もしなくてよい、ではありません。
雨漏りが無いからこそ、屋根塗装の範囲内で見ておく場所と、広げなくてよい場所を分けられます。
株式会社テクアートでは、屋根塗装の中でも、雨漏り調査の目線を完全には切り離しません。
ただし、雨漏りが無い現場を、無理に雨漏り修繕の話へ広げることもしません。
今回も、水平棟の弱い部分だけを処理し、既存板金を再利用し、抜いた穴を処理し、防水テープで補強し、屋根材の重なりに雨水の逃げ道を残す流れで進めています。🧩
外壁塗装や屋根塗装を検討する時、口コミや施工写真を見る方は多いと思います。
その時に見ていただきたいのは、仕上がりのきれいさだけではありません。
塗る前に何を見ているか。
見えなくなる場所をどう扱っているか。
どこまで交換し、どこは再利用したか。
穴をどう残さないようにしたか。
雨水の出口をどう確保したか。
このあたりが見えると、屋根塗装の判断がしやすくなります。
今回の作業は、塗る前に水平棟の弱い部分だけを処理し、抜いた穴と屋根材の重なりに雨水の逃げ道を残す流れで進めました。
次は、今回あえて広げなかった範囲と、見落としやすい変化の見方を整理していきます。
🪵【全部を交換しないために、残せる場所と処理する場所を分けました】
屋根塗装の前に水平棟を開けて杉の貫板を確認すると、傷みが出ている部分がありました。
ここで大事にしたのは、傷みが見えた瞬間に水平棟すべてを交換するのではなく、どこまでが実際に弱っていて、どこから先は既存の状態を残せるかを分けて見ることでした。🔦
今回の貫板交換は、水平棟の一部です。
棟板金を外して杉の貫板を見た時、色の変化や崩れ方が出ている箇所はありましたが、水平棟全体を同じ傷みとして扱う状態ではありませんでした。
屋根の上で木部の傷みを見ると、交換範囲を広げる判断もできます。
ただ、広げればよいというものではありません。
既存の板金が戻せる状態か、交換した貫板と既存部分の取り合いに無理が出ないか、固定する位置が確保できるか、抜いたビス穴や釘穴をどう処理するか。
このあたりを見てから、交換範囲を決めます。
今回、棟板金は新品交換ではなく、既存板金を再利用しています。🛡️
板金を再利用する時は、ただ「まだ使えそうだから戻す」とは見ません。
板金の折れや変形、戻した時のかぶり、ビスを効かせる場所、継ぎ目まわりの納まりを確認します。
板金自体を交換しない判断にする場合でも、下の貫板と穴処理が整っていなければ、再利用の意味が弱くなります。
今回の現場では、水平棟の一部だけ杉の貫板を交換し、板金は再利用する判断にしました。
これは、工事を減らすためでも、見た目だけを優先したためでもありません。
傷みの出ていた範囲と、既存板金の状態を分けて見た結果です。
写真で見ていただきたいのは、交換した場所そのものだけではありません。
水平棟全体の中で、どこを触り、どこを残したかです。
屋根の上では、触った場所よりも、触らなかった場所の理由が大事になることがあります。📝
今回、抜いたビス穴や釘穴はシーリングで埋めています。
ただし、シリコン系は使っていません。
屋根の上では、「穴を埋める」という作業だけを見ると、どのシーリング材でも同じように見えることがあります。
ただ、塗装との相性や周辺部への汚れを考えると、シリコン系をそのまま使う判断にはしません。
特に屋根塗装の前後では、後から塗膜に影響する材料を避ける見方が必要になります。
穴を埋める目的は、見た目を整えることではありません。
抜いた穴から雨水が入り込む可能性を残さないことです。
そのうえで、今回は穴をシーリングで埋めた後、防水テープで補強しています。🧲
ここでも、ひとつの材料だけに頼る見方にはしません。
シーリングで穴を埋める。
その上から防水テープで補強する。
さらに既存板金を戻した時に、処理した部分が無理なく納まるかを見る。
この順番で確認します。
防水テープを入れたから安心、という書き方もしません。
テープは万能ではなく、今回のように抜いた穴の範囲を補強するための処理です。
雨水がどう流れるか、板金を戻した時にどう隠れるか、重なり部に水が溜まりにくいかを合わせて見る必要があります。
【写真:抜いた穴をシーリングで埋め、防水テープで補強した部分】
この部分は、屋根塗装が終わると見えにくくなります。
塗装後に見えなくなる場所ほど、塗る前の確認が大事になります。
写真で残せる場合は、同じ工程の中でも「何を処理したか」が判断しやすくなります。🪞
今回、タディスセルフ等は使っていません。
ここも、誤解が出やすいところです。
防水性を考えるなら、何かを多く入れた方が良いように見えることがあります。
ただ、今回の交換範囲は水平棟の一部で、広い範囲を開けて下地全体を組み直すような内容ではありません。
全面の貫板交換や、広い範囲で下地から考える場合には、貫板下に防水テープやブチル系シートをどう入れるかを検討する場面があります。
ただ、今回のように一部の杉貫板を交換し、既存板金を再利用し、抜いた穴を処理する範囲であれば、必要な処理を絞る判断もあります。
「使わなかった材料」がある時は、理由を残すことが大事です。
使い忘れではなく、今回の範囲ではそこまで広げない判断です。
屋根塗装の中で雨水の出口を残すためには、足す材料だけでなく、足さない材料も見ています。🧑🔧
既存雨漏りについても、今回の現場では確認していません。
そのため、雨漏り修繕工事として話を広げていません。
屋根塗装前に水平棟を開け、杉の貫板の傷みを見て、抜いた穴を処理し、屋根材の重なりを縁切りして、タスペーサーを施工する。
この流れはありますが、室内に雨染みが出ていたわけではありません。
既存雨漏りが無い現場を、雨漏りがある前提で書くと判断がずれます。
反対に、雨漏りが無いから棟板金下を見なくてよいと考えても、塗装前の確認としては浅くなります。
今回のような2回目の屋根塗装では、雨漏りが起きていない段階で、起点になりやすい場所を見ておくことが大事です。
ただし、見たからといって、すべてを雨漏り修繕へ広げるわけではありません。🏗️
屋根色についても、まだ未定です。
そのため、色名や反射率を決め打ちしていません。
キクスイSPパワーサーモFを使用する予定ではありますが、屋根色が未定の段階で、遮熱効果や反射率を具体的に書き切ると、現場事実よりも材料の話が前に出てしまいます。
今回の段階では、塗料の前に確認した場所を残します。
屋根色が決まる前でも、見ておく場所は変わりません。
水平棟の下。
杉の貫板。
抜いたビス穴。
防水テープで補強した部分。
屋根材の重なり。
雨水の出口。
この順番は、色が何になっても変わらない部分です。
ここで、見落としやすい変化についても少し残します。
工事を広げるための話ではなく、住まいの変化を見るための基準です。📷
まず、棟板金まわりに出ている細い線が伸びる、または増える場合です。
板金の継ぎ目、端部、ビスまわりに細い線が出ている時は、その線が同じ場所にとどまっているのか、少しずつ伸びているのかを見ると判断しやすくなります。
次に、板金の端部や継ぎ目の開きが増える場合です。
板金は屋根の上で風や熱の影響を受けます。
少しの開きがすべて問題になるわけではありませんが、以前より開きが大きくなった時は、固定力や下の貫板の状態を見るきっかけになります。
もうひとつは、雨のあとだけ濡れ色になる場所が出る場合です。
屋根材や棟まわりに濡れ色が出て、乾いても戻らない、または範囲が広がる場合は、その場所に水が残っている可能性を見ます。
雨が降った後に色が変わること自体よりも、乾き方の差と範囲の広がりを見ます。🧺
写真を残す時は、同じ角度と同じ距離で撮ると変化を比べやすくなります。
近づいたり、離れたり、角度が変わったりすると、線や開きの変化がわかりにくくなります。
今回の現場では、水平棟すべてを交換していません。
棟板金も新品交換していません。
タディスセルフ等も使っていません。
既存雨漏りが無いため、雨漏り修繕工事として広げていません。
屋根色も未定のため、色名や反射率を断定していません。
この「やっていないこと」は、消極的な判断ではありません。
屋根の上で見た事実に合わせて、触る場所と残す場所を分けた結果です。🪜
株式会社テクアートでは、屋根塗装や外壁塗装の相談でも、仕上げのきれいさだけでなく、見えなくなる場所の確認を大事にしています。
ただ、見つけたものを全部工事に広げるのではなく、どこまで処理するかを現場ごとに分けます。
今回でいえば、水平棟の杉貫板は一部交換。
既存板金は再利用。
抜いた穴はシーリングで埋め、防水テープで補強。
屋根材の重なりは縁切りし、タスペーサーを約800個施工。
一方で、水平棟すべての貫板交換、棟板金の新品交換、広い範囲の下地防水シート処理、雨漏り修繕への拡大は行っていません。
傷みが見えた場所でも、今回の範囲では全部を交換する判断にはせず、残す場所と処理する場所を分けました。
この分け方を残すことで、屋根塗装を考える時に「何を塗るか」だけではなく、「どこまで触るか」を見やすくなります。🪴
🪵【変化が出た時に、どこから再確認するかを残します】
横浜市港南区下永谷の今回の屋根塗装では、既存雨漏りは確認していません。
室内側に雨染みが出ていたわけではなく、天井から水が落ちていたわけでもありません。
そのため、今回の判断は「雨漏りを止めるための修繕」ではなく、屋根塗装前に水平棟の下と雨水の出口を見て、将来の起点になりやすい場所を残さないための確認でした。🏡
屋根塗装の現場では、塗った後にきれいに見える場所と、塗る前に確認しておきたい場所があります。
屋根面の広い部分は、塗装後に色や艶で仕上がりが見えます。
一方で、水平棟の下、杉の貫板、抜いたビス穴、屋根材の重なり部は、塗装後や板金を戻した後に見えにくくなります。
今回、水平棟の板金を外して杉の貫板を確認し、傷みが出ていた一部だけを交換しました。
棟板金は新品交換ではなく、既存板金を再利用しています。
抜いたビス穴や釘穴はシリコン系を避け、シーリングで埋めてから防水テープで補強しました。
範囲が少ないため、タディスセルフ等は使っていません。
ここまでの判断は、工事範囲を広げるためではありません。
塗装後に見えにくくなる場所を、塗る前に確認しておくためのものです。🔭
貫板の傷みを見つけても、今回は水平棟すべてを交換する判断にはしませんでした。
これは、傷みを軽く見たという意味ではありません。
水平棟の中で、どこが傷んでいて、どこまで交換が必要で、どこは既存の状態を残せるかを見た結果です。
板金も同じです。
棟板金に関しても、新品交換ありきではなく、再利用できる状態か、戻した時に納まりが合うか、下の貫板と固定位置に無理がないかを見ています。
屋根塗装は、何かを見つけたらすべて交換する工事ではありません。
反対に、何も見なかったことにして塗る工事でもありません。
今回のように、既存雨漏りが無い現場では、雨漏り修繕として広げすぎず、かといって塗装だけで済ませるとも決めず、見えなくなる場所の処理を一つずつ分けることが大事になります。🪶
このあと大事になるのは、施工後に何を見るかです。
屋根は、工事が終わった瞬間だけで判断するものではありません。
雨、風、日射、気温差を受けながら、少しずつ変化します。
その変化がすべて悪いということではありません。
ただ、同じ場所に出ている変化が少しずつ伸びる、広がる、乾きにくくなる場合は、再確認のきっかけになります。
今回の現場で残しておきたい観察ポイントは、三つあります。🚿
一つ目は、棟板金まわりの線です。
板金の端部、継ぎ目、ビスまわり、シーリングを入れた周辺に、細い線が出ることがあります。
線があること自体で、すぐに雨漏りと見るわけではありません。
見るのは、その線が伸びるか、増えるかです。
同じ位置に細い線が残っているだけなのか。
以前より長くなっているのか。
別の場所にも増えているのか。
その変化を見ると、板金の動きや水の流れ方を判断しやすくなります。
二つ目は、板金の端部や継ぎ目の開きです。🪟
棟板金は屋根の一番高い部分にあるため、風や熱の影響を受けやすい場所です。
少しの開きがすべて問題になるわけではありません。
ただ、前よりも開きが大きく見える、端部が浮いて見える、継ぎ目のラインが変わって見える場合は、下にある貫板の固定力や、ビスまわりの状態を再確認する材料になります。
今回、既存板金を再利用しています。
そのため、再利用した板金が戻った後、端部や継ぎ目の形が大きく変わっていないかを見ることは意味があります。
再利用そのものが悪いわけではありません。
再利用した後の変化を見ることが大事です。
三つ目は、雨のあとだけ出る濡れ色です。🌫️
屋根材や棟板金まわりに、雨のあとだけ濡れ色が出ることがあります。
これも、出た瞬間に問題と見るのではなく、乾き方を見ます。
雨が止んだあと、ほかの屋根面と同じように乾いていくのか。
一部だけ濡れ色が残るのか。
乾いても戻らない色になっているのか。
その範囲が少しずつ広がるのか。
このあたりを見ていくと、水が残りやすい場所や、抜けにくい場所の判断につながります。
写真を残す場合は、同じ角度、同じ距離で撮るのが見やすいです。
近づいた写真と離れた写真を比べると、線や開きの変化がわかりにくくなります。
晴れている時、雨のあと、乾いたあとで、同じ位置から撮っておくと、変化の有無が判断しやすくなります。📎
ここで大事なのは、変化が出たらすぐに大きな工事という流れにしないことです。
線が伸びている。
開きが増えている。
濡れ色が戻らない。
範囲が広がっている。
こうした変化が見えた場合は、まず起点を再確認します。
屋根の上だけで判断しにくい場合は、ドローンで全体の位置関係を確認することがあります。
雨水の入り方を見たい場合は、散水調査で水の動きを確認することがあります。
室内側や下地側の温度差が判断材料になる場合は、サーモ調査を組み合わせることがあります。🛰️
ただし、ドローン、散水、サーモを使えば何でもすぐに特定できる、という見方はしません。
どの調査も、現場の状況に合わせて使うものです。
屋根の形、雨の当たり方、室内側の症状、外部の劣化位置を合わせて見ることで、起点に近づけていきます。
今回の現場では、既存雨漏りがありません。
そのため、今の段階でドローン調査や散水調査、サーモ調査に広げる判断はしていません。
ここで残すのは、変化が出た場合に、どこから再確認するかという道筋です。
水平棟の下を見た。
杉の貫板の一部だけ交換した。
既存板金を再利用した。
抜いた穴をシーリングで埋め、防水テープで補強した。
屋根材の重なり部を縁切りし、タスペーサーを約800個施工した。
この流れを残しておくと、あとから変化が出た場合に、どこを再確認するべきかが見えやすくなります。✅
屋根塗装で大事なのは、仕上げた瞬間のきれいさだけではありません。
塗る前に見た場所を、あとから追える形にしておくことです。
特に、水平棟まわりは塗装後に見えにくくなる場所が多いため、現場で何を見て、どこを処理し、どこを残したかを記録しておく意味があります。
株式会社テクアートでは、横浜市旭区を中心に雨漏り調査と修繕、外壁塗装、屋根塗装、防水工事を行っています。
屋根塗装の現場でも、雨漏りが起きてから見る場所だけでなく、雨漏りが起きる前に確認できる場所を見ます。
ただ、確認したからといって、すべてを工事に広げるわけではありません。
今回の横浜市港南区下永谷の現場でも、水平棟の一部だけを処理し、既存板金を再利用し、雨漏り修繕には広げていません。
この判断は、屋根塗装の中で見える場所と見えなくなる場所を分けた結果です。🪁
塗る前に、水平棟の下を見た。
抜いた穴を残さないように見た。
屋根材の重なりに雨水の出口を残した。
そのうえで、今後は線、開き、濡れ色の変化を見ていく。
今回の判断は、雨漏りが起きた後の対応ではなく、変化が出た時にどこから再確認するかを残すためのものです。
屋根塗装を考える時は、塗料名や色だけでなく、塗る前に見えなくなる場所をどこまで確認しているかも、ひとつの判断材料になります。🌿
【FAQ|屋根塗装前に確認しておきたい、水平棟・貫板・ビス穴のポイント】
Q1. 『2回目の屋根塗装では、タスペーサーは必ず必要ですか❓』
A.2回目の屋根塗装では、タスペーサーを使う場面が多くなります。
ただし、必ず同じ入れ方で済むとは見ません。
見る順番は、屋根材の重なり、前回塗膜の残り方、雨水の出口です。
前回の塗装で屋根材の重なり部が塗膜でくっついている場合、上から新しい塗料を塗るだけでは、水の抜け道が狭くなることがあります。🌧️
今回の横浜市港南区下永谷の現場では、2回目の屋根塗装として重なり部を確認し、量が多かったためハイコーキのマルチツールも使いながら縁切りを行いました。
そのうえで、タスペーサーを約800個施工しています。
タスペーサーは、入れた数を見せるための部材ではありません。
屋根材の重なりに雨水の出口を残すために使います。
そのため、タスペーサーを入れる前に、重なり部がどうなっているかを確認することが大事です。🔍
株式会社テクアートでは、タスペーサーを入れるかどうかを、屋根材の状態と雨水の抜け方を見ながら判断します。
Q2. 『棟板金を外したら貫板が腐っていた場合、全部交換した方がいいですか❓』
A.貫板に傷みが見えた場合でも、すぐに全部交換とは見ません。
確認するのは、腐食している範囲、ビスや釘の固定力、棟板金を戻した時の納まり、残す部分との取り合いです。
今回の現場では、水平棟の板金を外して杉の貫板を確認しました。
傷みが出ていた場所はありましたが、水平棟すべてを交換する判断にはしていません。
交換範囲は、水平棟の一部です。🛠️
また、棟板金は新品交換ではなく、既存板金を再利用しています。
板金を再利用する場合でも、下の貫板の状態、固定位置、抜いた穴の処理を見ないまま戻すわけではありません。
貫板の傷みと棟板金の状態は、分けて見ます。
貫板が一部傷んでいても、板金まで必ず交換になるとは限りません。
反対に、見た目だけで板金を戻せると判断するのも避けたいところです。⚒️
今回のように既存雨漏りが無い場合は、雨漏り修繕工事として広げるより、屋根塗装前に必要な範囲だけ処理する判断が合うことがあります。
Q3. 『棟板金を外したあとのビス穴や釘穴は、どう処理した方がいいですか❓』
A.棟板金を外したあとに残るビス穴や釘穴は、そのままにしない方がよい場所です。
屋根の上では小さな穴でも、雨水の入口になる場合があります。
今回の現場では、抜いた穴をシーリングで埋めました。
ただし、シリコン系のシーリングは使っていません。
シリコン系は、塗装との相性や周辺部への汚染を考える必要があるためです。🎨
穴を埋めたあとには、防水テープで補強しています。
これは、穴を埋めるだけで終わりにしないための処理です。
ただ、防水テープを使えば何でも安心という見方もしません。
穴の位置、処理範囲、棟板金を戻した時の納まりを合わせて見ます。
今回は交換範囲が水平棟の一部で、範囲が少なかったため、タディスセルフ等は使っていません。
広い範囲の貫板交換や下地から考える場合には、別の防水処理を検討することがあります。
今回のような一部交換では、必要な処理を絞る判断もあります。📌
ビス穴や釘穴の処理は、屋根塗装が終わると見えにくくなる場所です。
塗る前に、どの穴を埋めたか、どこを補強したか、どこまで広げなかったかを残しておくことで、あとから変化が出た時にも確認しやすくなります。🌿
📍株式会社テクアート
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(横浜市港南区下永谷のような屋根塗装でも、株式会社テクアートでは塗る前に水平棟の下、杉の貫板、抜いたビス穴、縁切りの状態を確認します。外壁塗装や防水工事も、仕上がりだけでなく雨漏り前の起点を残さない判断を大切にしています。)
外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工事・外壁カバー工事・張り替え工事・左官工事・土間工事・防水工事(ウレタン・シート・FRP)・シャッター・エクステリア・外装リペアまで、住まいの外まわりを一貫して職人が対応しています。
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守る塗装を。職人の手で。住まいに安心を。
横浜市港南区下永谷の屋根塗装では、塗る前に水平棟の下、杉の貫板、抜いたビス穴、屋根材の重なりを順番に見ました。
既存雨漏りは無い現場でしたが、雨水の出口をふさがないために、残す場所と処理する場所を分けています。
屋根塗装は、色や塗料だけでなく、塗装後に見えにくくなる部分をどう確認したかも判断材料になります。抜いた穴を処理し、縁切りとタスペーサーで水の逃げ道を残した記録が、住まいを見る時の一つの基準になればと思います。

