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横浜市旭区の高基礎補修|浮いたモルタルをハツリ・下塗り・左官で整える🍁

2026/10/07

横浜市旭区の高基礎補修|浮いたモルタルをハツリ・下塗り・左官で整える🍁

🍁【高基礎の表面に起きた浮きを、まず一つの層として見る】

横浜市旭区の雨漏り調査と修繕の株式会社テクアートです🥷

今回は、横浜市旭区の基礎補修から、高基礎の表面モルタルを直した工事をご紹介します。浮いている範囲を打診で確かめ、その部分を取り除き、ハイフレックスで下塗りをしてから仕上げ左官を行いました。広い面をこてで整えるまでには、仕上げ材を塗る前の仕事があります。🏠

基礎の表面をきれいに直したいとき、「傷んだ所へ新しい材料を塗ればよいのでは」と思う方もいらっしゃるでしょう。そこで大切になるのが、新しい材料を載せる相手です。元の表面が下地から浮いていれば、見える面を整えるだけでは、その浮いた部分への処置になりません。まずどこを取り除くのかを決め、現れた面を次の左官につなぐ。この順番に沿って、今回の作業と、それぞれが受け持つ役割をお話しします。

最初に、今回直した場所をはっきりさせておきましょう。対象は、基礎の表面にあるモルタルです。住宅を支える基礎コンクリートと、その表側を整えるモルタルは、工事の説明では分けて考える必要があります。表面の灰色が似ていても、「どちらの層を扱っているのか」によって作業の意味が変わるからです。

たとえば「基礎が剥がれた」というご相談でも、表面の仕上げが剥がれているのか、コンクリートそのものが欠けているのかでは、調べる対象が異なります。ご自身で材料を見分けてから相談する必要はありません。施工側が現地の状態を見て、どの層を直す話なのかを、場所を示しながら説明するところから始まります。🧱

今回のような表面モルタルの補修を、建物を支える基礎全体の補強と同じ意味で受け取らないことも大切です。見積もりや施工説明に「基礎補修」と書いてあっても、その言葉だけでは対象の深さまでは分かりません。まずは表面の層の話だと分かると、これから説明する「浮いた所を取る」という作業も、具体的にイメージしやすくなります。

この層の違いは、補修方法を調べるときにも役立ちます。「モルタルの浮き」という同じ言葉で検索すると、木造住宅のモルタル外壁、コンクリートの壁に塗ったモルタル、今回のような基礎表面の事例が一緒に出てきます。材料名が共通していても、その奥にあるものは同じとは限りません。

木下地の外壁には、モルタルを支える金網などを含む構成があります。一方、コンクリートの上の仕上げでは、コンクリートとモルタルの接している面が一つの確認対象になります。ユーコーのモルタル浮きの解説も、下地の違いを含む内容です。外壁で紹介された固定方法を、そのまま基礎へ当てはめるのではなく、何に支えられた層を直す方法なのかを見ます。

住まい手が工法の名前を覚えることより、「この家の、この部分では何が下地になっているのか」が分かる説明のほうが実用的です。今回は高基礎の表面モルタル。その対象を保ったまま、表面の傷み方をもう少し分けて見ていきます。

表面に線として現れるひび割れと、下地との付着に関わる浮きも、分けて見るポイントです。ひび割れは材料に生じた割れ目で、浮きは層と層が十分に付いていない状態を指します。どちらも同じ場所で起こる場合はありますが、同じ現象を別の言葉で呼んでいるわけではありません。

割れ目だけを埋める説明と、浮いた層をどう処置するかという説明では、作業が届こうとしている場所が違います。表面の線が見えなくなることと、その奥の付着状態に対応することは別です。逆に、目立つ線が見つからないからといって、その周囲もすべてよく付いているとまでは分かりません。🔎

今回、補修の対象として確かめたのは表面モルタルの浮きでした。表面に見える形だけでなく、下地との付着の状態が撤去範囲を考える手がかりになっています。気になる箇所を見つけたときには、見える割れや欠けを入口にしつつ、その周囲がどう付いているかも調べる。この二つをつなぐと、見た目の傷だけを追わずに補修範囲を考えられます。

外観で分かることと、打診で確かめることには、そうした違いがあります。基礎モルタルの剥がれがあれば、欠けた場所や表面の凹凸は目で追えます。ただ、まだ落ちずに残っている部分の奥まで、見た目だけで連続して確かめることはできません。今回、撤去範囲を決めるために行ったのが打診です。

打診は、表面を軽くたたいたときの音の違いなどを手がかりに、付着の状態を調べる方法です。テクアートが公開しているモルタル・RC外壁の調査事例でも、目視と打診を組み合わせて浮きの範囲を確かめています。部位は今回と異なりますが、見えている傷と付着状態を合わせて調べる考え方は、工事の説明を理解する手がかりになります。音の聞き分け方を文章だけで覚えて、ご自身で高い場所まで調べていただくための方法ではありません。施工側が範囲を確かめ、どこを補修対象とするのかを説明するための調査です。

欠けている所を見つけることから、残っている所の付着状態を調べることへ。今回もこの確認を経て、取り除く範囲を決めました。調べる段階から、実際に表面モルタルへ手を入れる段階へ進みます。

横浜市旭区の高基礎補修|浮いたモルタルをハツリ・下塗り・左官で整える🍁

🍁【打診で範囲を確かめ、浮いたモルタルを取り除く】

打診で確認した範囲に沿って、浮いているモルタルを取り除きました。こうして古い材料を削り取ったり、たたいて取り除いたりする作業を「ハツリ」と呼びます。基礎モルタルの浮き補修では、新しい材料を塗る場所をつくる前に、残す面と取り除く面を整理する仕事になります。🔨

先に範囲を調べておくのは、目に入った小さな欠けを中心に、なんとなく周りを広げていく工事にしないためです。仕上がりの形から撤去範囲を逆算するのでもありません。付着の状態を確かめた結果を、実際に取る場所へつなげる順序です。やまなか工務店のモルタル補修事例にも浮いた部分を撤去する工程がありますが、後に使う材料まで今回と同じという意味ではありません。

工事の説明を受けるときは、「このあたりを直します」という位置に加え、その範囲をどう確認したのかが分かると、作業の見方が変わります。見えていた欠けだけを埋めるのか、その周囲の浮いた部分も処置するのか。その違いを言葉と場所で共有できることが、ハツリの範囲を理解する手がかりになります。

今回の「浮いている所は全面ハツリ」は、浮いている部分をすべて取り除くという意味です。建物の基礎を端から端まで撤去した、という意味ではありません。「全面」という短い言葉も、何を範囲の単位にしているかで受け取り方が変わります。

高基礎は表面が広く見えるため、工事の説明でも「この面」と「この面のうち浮いている所」を分けると伝わりやすくなります。面全体を仕上げる話なのか、浮きのある層を取り除く話なのか。撤去と仕上げでは、同じ図面や外観を見ながら話していても、指している範囲が異なることがあります。今回の撤去の対象は、打診で確かめた浮きのある表面モルタルでした。

施工側から説明するときも、範囲を大きな言葉でまとめず、部位と作業を組み合わせてお伝えすることが大切です。「どの壁面の、どの層を、どこまで取るのか」が分かれば、工事の規模を実際より大きく受け取ることも、小さく受け取ることも減らせます。基礎という一語に、表面の補修から構造に関わる仕事まで一緒に含めないための整理です。

では、浮いた層を取り除くことは、後の左官にどう関係するのでしょうか。新しく塗る材料は、そのすぐ下にある面を受け皿にします。古いモルタルを残して上から覆う場合、新しい材料が接する相手は、まずその古いモルタルです。古い層と奥の下地の付着状態が、新しい仕上げを載せる前の問題として残ります。

浮いた層を処置せず表面だけ平らにすると、目につく凹凸は変えられても、その奥の離れた部分を取り除いたことにはなりません。若松塗装工業のモルタル壁の解説でも、浮きが大きい場合の方法として、浮いた部分を撤去して補修し直す考え方を紹介しています。表面が整う作業と、整えたものを何が受けるかという問題は、つながっていても役割が違うのです。

今回の撤去は、その浮いた層を残さず次の工程へ進むための仕事でした。表面を隠す材料の厚さで、古い層の付着の問題を埋め合わせる考え方ではありません。塗る作業だけに目を向けると見えにくい部分ですが、左官の前に何を取り除いたかが、新しい仕上げをどこへ載せるかを決めています。完成してから隠れる工程ほど、施工の説明の中で順番を追えるようにしておきたいところです。

ただし、浮きがあれば、どの現場でも同じように撤去するわけではありません。既存の層を残す方法として、隙間へ樹脂を注入したり、ピンなどで固定したりする工法もあります。第一リフォームやコンステックの公式解説には、そうした補修方法が示されています。撤去してつくり直す方法と、残す層を固定する方法では、目指す状態への近づき方が違います。

ここで比べたいのは、工法名の強そうな響きではありません。何が下地で、どの層が浮き、既存の面を残す条件が整うのかという点です。タイル面を残す工事と、基礎表面のモルタルを取り除いて左官する工事を、どちらも「浮き補修」とだけまとめると、この違いが抜けてしまいます。⚖️

今回行ったのは、浮いた表面モルタルを撤去する方法です。別の現場で使われる注入材の性能や費用を持ち出して、この選択の優劣を決めることはできません。方法を選ぶために必要な下地や既存層の状態が違うからです。別の工法を見つけたときには、「同じ症状名だから同じ方法」と結ばず、どの層を残し、何で支える補修なのかを施工側の説明で確かめる。この見方があると、他の施工事例も、ご自宅の工事を考える比較材料として使いやすくなります。

今回は取り除く方法を選び、撤去した面から次の作業へ進みました。古い仕上げがなくなると、表面は完成時のような滑らかな面ではなくなります。その段階の凹凸は、新たに面を整える左官へつながる途中の状態です。滑らかさだけを先に求めると、何を載せる面が現れたのか、という視点を見失いやすくなります。

たとえばヨシダクラフトのRC外壁の事例では、広い浮きや窓まわりの条件からモルタルを剥がせず、アンカーピンニングで残す層を固定しています。テクアートのタイル外壁の調査事例でも、残して補修する検討を扱いました。それらと今回で違うのは、次に材料を受ける面です。今回は浮いた層を取り除いたため、現れた下地に向けて準備を進めます。

取り除いたことだけで、塗り付ける準備の説明が終わるわけではありません。古い層を取る工程と、その後の材料を受ける工程の間には、もう一つ役割があります。今回、ハツリの後に行ったハイフレックスの下塗りは、まさにこの位置に入る作業でした。

横浜市旭区の高基礎補修|浮いたモルタルをハツリ・下塗り・左官で整える🍁

🍁【下塗りは、撤去した面と次の左官をつなぐ仕事】

浮いたモルタルを取り除いた後、今回はハイフレックスを下塗りしました。その後に仕上げ用の左官材料を塗っています。撤去した面へ新しい材料をすぐ載せるのではなく、間に下塗りの工程を入れた流れです。

左官の仕上がりでは、こてで広い面を整える作業が目に留まりやすいものです。それに対して下塗りは、後の材料で覆われる位置にあります。完成後に目立つ工程ではありませんが、材料と下地が接するところを受け持ちます。ここを単に「一回塗った」と数えるより、次に載る材料に向けて何を整えるのかで考えると、工事の中での位置付けが分かります。

同じハイフレックスという名前でも、製品ごとに用途と施工条件があります。今回確認できている使用材料はハイフレックスで、品番までは分かっていません。ここからはメーカーである日本化成のHF-1000を例に、左官前の下塗りの働きを見ていきましょう。実際に材料を組み合わせる際には、施工側が採用品の指定と、次に塗る左官材料の条件を照らし合わせます。

日本化成は、ハイフレックスHF-1000の用途の一つとして「吸水調整」を説明しています。これは、上に塗るモルタルの水分が、下地へ急に吸い取られるのを抑える働きです。左官材料に含まれる水は、こてで広げやすくするだけのものではありません。材料が硬化していく過程にも関わるため、塗った先へ水分がどう移るかを考える必要があります。💧

塗る前に見ている下地と、混ぜて用意した材料は、それぞれ別のものです。しかし塗り付けた瞬間から、接している面を通じて影響し合います。下地側の吸い込みが強ければ、用意した材料の状態だけを見ていても、壁面へ載せた後の変化まで同じにはできません。そこで、材料を受ける側を調整する工程を置く意味が出てきます。

「接着をよくするもの」という一言で聞くこともありますが、吸水の仕方を整えるという働きを知ると、下塗りを何のために使うのかがもう少し具体的になります。後から強さを保証する膜を足すというより、次の材料が接する条件を整える仕事です。お客様が下地の吸水量を測ったり、製品を選んだりする必要はありません。施工側が下地と左官材料の両方を見て、間に使う材料の役割まで説明するところです。

その働きを生かすには、塗った後にいつ次の工程へ進むかも合わせて考えます。日本化成のHF-1000のQ&Aでは、塗布して乾燥した後から翌日までの施工を基本とし、間が空く場合のほこりを防ぐ養生についても触れています。大切なのは「下塗りの直後なら何でもよい」という理解にしないことです。

現場では、塗る、待つ、次を塗るという動作が続きます。待っている時間は手を動かしていないように見えても、次の材料を受けられる状態へ合わせるための工程になることがあります。一方で、長く待てばいつでも有利になるとも限りません。間に付着するほこりなど、塗布後の面をどう保つかという管理も関係してきます。⏳

この製品の基本条件を、すべての下塗り材や今回の実際の施工間隔に置き換えることはできません。施工側が採用した製品の指定を確かめ、後の左官へ渡す時機を合わせるための例です。日程の説明で下塗りと左官が別の工程になっているときは、間の時間にも仕事の意味がある。そのことが分かると、作業の回数だけでは見えなかった管理の部分が見えてきます。

時機とともに確かめるのが、材料の組合せです。「濃く使うほどよく付く」「多く塗るほど丈夫になる」とは、単純にはいえません。同じQ&Aでは、HF-1000を原液のまま塗って厚い樹脂の層をつくると、かえって接着を妨げる場合があることが説明されています。また、次に施工するモルタルによって指定の希釈条件が異なります。

ここで濃さの数字だけを抜き出して覚えると、肝心の相手が抜けてしまいます。何で薄めるのか、どの製品を、次のどの材料と組み合わせるのかが一組だからです。下塗り材だけを取り出して性能を比べても、その後に使う左官材料との条件が合わなければ、工事全体の説明にはなりません。

住まい手にとって知っておきたいのは、希釈率を自分で指定する方法ではなく、施工側が組合せを確認する理由です。「下塗りを入れます」という説明から一歩進んで、何を次に塗るための材料なのかまで話がつながっているかを見るとよいでしょう。匠美などの補修解説にも材料の選択は登場しますが、他現場の配合を持ってくるのではなく、使う製品同士の条件へ戻って確認する仕事です。

ここまでの下塗りは、次にモルタルなどの左官材料を受けるための工程でした。基礎の施工事例には、この後に塗装まで行うものもあります。その場合に出てくる「塗装前の下塗り」とは、言葉が同じでも、次に載る材料と工程の位置が異なります。

翔工務店の基礎モルタル補修事例は、補修と基礎塗装を含む工事です。その流れを読むときも、左官前の下塗りと塗装の下塗りを一つに数えないほうが、各材料の役割を理解しやすくなります。「下塗りをしたから塗装まで終わっている」と結び付けると、どこで左官が入り、どこから塗装なのかが見えなくなるためです。

今回ご紹介している施工は、ハイフレックスの下塗りを経て、仕上げ左官で面を整えるところまでです。左官後の塗装については、この工程紹介には含めていません。塗装を含む工事を検討する場合は、左官部分をどの状態まで整え、その上へ何を塗るのかを、施工側が一続きで説明する必要があります。今回はその手前、下塗りの次に用意した左官材料と、こての仕事へ進みましょう。

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🍁【仕上げ用の材料を塗り、面を整えていく】

左官に使う材料は、塗り付ける前に混ぜて用意します。今回もバケツの中で材料を混練し、こてで塗る作業へつなげています。ここで扱うのは、面を整えるための仕上げ用の左官材料です。見た目が似た灰色の材料でも、製品ごとに使える場所や厚さ、混ぜるものなどの条件があります。

たとえば菊水化学工業の補修・下地調整材「スーパーライト」は、用途に加えて、塗り厚や清水・指定混和液に関する条件を示しています。今回の使用製品を指すものではありませんが、同じ左官材料でも使い方が異なることが分かります。施工側は、材料を混ぜる段階から、補修する場所と後の塗り付けを合わせて考えます。バケツの中で材料を整えることが、壁面でこてを動かす準備になるのです。

混練は、粉や液を一緒にする動作だけで終わる話ではありません。施工側が採用材料に合った条件で、壁面へ塗り付けられる状態に用意する工程です。お客様からはこて作業の前の準備に見える部分も、その後の塗り付けと一組で進んでいきます。

用意した材料を、今度はこてで壁面へ配っていきます。こてを当てて動かすと、材料が面へ広がり、撤去後の凹凸を整える作業へ入ります。バケツの中の材料を、補修する面の必要な場所へ移していく段階です。広い面では、一か所へ材料を置くだけでなく、周囲へつながるように塗り進める必要があります。

このとき、たくさん載せれば早く平らになる、という考え方だけでは進められません。左官材料には、その製品が想定する塗り厚や施工条件があります。厚く埋めるための材料と、薄く面を整えるための材料を、同じ使い方にはできないからです。先ほどの菊水化学工業の仕様も、材料の用途と塗り厚を組み合わせて示しています。

今回の塗り厚を数字でお伝えするものではありませんが、こてで材料を配る仕事には、こうした材料側の条件が伴います。塗る量は「多いほどよい」という評価ではなく、採用した材料と補修する面に合わせて施工側が管理するものです。材料を面へ行き渡らせる段階と、次に表面の形をならす段階を分けて考えると、同じこての動きにも違う目的があると分かります。

材料が面へ広がったら、こてを動かしながら凹凸をならし、周囲につながる形へ整えます。塗り付けた直後の筋や盛り上がりを、そのまま仕上げとするわけではありません。材料が載ったことを確かめる仕事から、面としてどうつながるかを整える仕事へと、こてを使う目的が移ります。📐

高基礎のように広く見える面では、小さな一か所だけが平らでも、それだけで全体の見え方が整うとは限りません。隣り合う部分とのつながりも含めて見ていく必要があります。材料の塗厚の話は、使い方の条件。こてで形を整える話は、塗り付けた後の面をどう納めるかという仕事です。この二つを混ぜずに考えると、左官を単に「材料を塗った」とだけ表すより、作業の中身が伝わります。

今回も、こてで材料を塗り広げていく作業を経て、灰色の広い面を整えました。仕上げの滑らかさは最後に目に入る変化ですが、その途中には材料を用意し、面へ配り、形を整えるという手仕事が続いています。

こうした左官の進め方は、季節の名前だけで一律には決まりません。秋の左官補修でも、材料の仕様と、その日の現地の条件を合わせて考えます。気象庁の横浜の2026年10月1〜5日の日別観測でも、最高気温や天気は日によって変わっています。「秋になったから、どの日も同じように進められる」とは考えにくい時期です。🍂

この地域の観測は、今回の施工日の天気や、壁面の状態を示すものではありません。工事日程を考えるときの周辺情報として使うものです。観測地点の数字だけで、建物ごとの日当たりや作業する面の状態まで決めることもできません。施工側は、予報と現地の状況を見ながら、使う材料の施工条件に合わせて作業を組みます。

下塗りから次の材料へ進む時機を製品ごとに考えたのと同じように、左官も暦の日付だけを根拠に急がせる仕事ではありません。予定している作業と、現地の条件が合うかを確かめることが先になります。工程の変更が必要なときは、単に「天気次第です」とだけ伝えるのでなく、どの作業のために調整するのかを施工側が説明できることが大切です。秋らしい涼しさを感じる日にも、材料を使う条件の確認は続いています。

今回の仕上げ左官では、高基礎の表面を広い灰色の面として整えました。粗い状態から材料を塗り広げ、こてで形をならした変化は、表面の見え方として確かめられます。作業の途中と、整えた後とでは、面のつながりが違ってきます。

一方で、完成時の見た目に任せて判断しない部分もあります。表面が平らに見えることは、内部の付着の強さを測ったことや、建物全体の構造上の状態を調べたこととは別です。左官後に塗装をしたかどうかも、灰色の見え方だけからは決まりません。仕上がりを見て確かめる内容と、工程や使用材料の説明で確認する内容を分けると、外観に必要以上の意味を背負わせずに済みます。

住まい手が完成時に見たいのは、整えた面と周囲との関係。工事の説明として残しておきたいのは、その面をどの工程でつくったかです。見える結果と、後から隠れる仕事の両方がそろうと、補修後の状態を次の手入れへ引き継ぎやすくなります。

横浜市旭区の高基礎補修|浮いたモルタルをハツリ・下塗り・左官で整える🍁

🍁【整った面の先に、次の手入れへ残しておきたいこと】

ここまでの作業を役割で見ると、撤去・下塗り・仕上げ左官が、この順に必要だった意味がつながります。浮いた層を取り除く仕事は、新しい材料を何の上に載せるかを整理します。下塗りは、その後の材料を受ける条件に関わります。左官は、材料を塗り付け、表面の形を整えます。

どれか一つの作業を増やせば、ほかの役割までまとめて引き受けられるわけではありません。材料を取り除いた面を、そのまま完成面として見せる工程はなく、下塗りした面も仕上げ材で覆われます。完成時には見えなくなる仕事を含めて、一つの表面をつくっています。工程の順序には、前の仕事が次の仕事の土台になるという意味があるのです。

テクアートには別の材料を使った基礎左官の施工事例もありますが、材料名の違いだけで工事全体の良し悪しを比べることはできません。今回の補修を考える軸は、表面モルタルの浮きを処置し、その後の下塗りと左官へつないだことです。このつながりが分かると、仕上がりを見る際にも、その前の作業を含めて理解できます。

その理解を、工事が終わった後にも残しておくと役立ちます。後日、別の場所に欠けや剥がれを見つけたとき、今回直した面の中なのか、その外側なのかを区別できるためです。同じ基礎に新しい変化があっても、場所の対応が分からなければ、前の補修との関係を考える入口が曖昧になります。

打診で確認して補修した範囲と、建物のどの面だったかが分かる外観を対応させておく方法があります。工事の説明資料がある場合は、完成した面の記録と一緒に残しておくと、年月がたってから位置を確かめやすくなります。細かい材料の性質を覚え続けていただくためではなく、次に施工側が調べる場所を共有しやすくするためです。🗂️

将来の変化をすべて同じ原因に結び付ける必要はありません。補修した所の変化なのか、まだ手を入れていない周囲の変化なのかを、まず位置で分ける。そのうえで現地の状態を改めて調べます。工事後に残す写真や説明には、仕上がりを見返すだけでなく、この「どこを直したか」を次の確認へ渡す役割もあります。

場所の記録に、工事の内容を添えて引き継ぐことは、住宅の維持保全にもつながります。国土交通省は2026年10月2日、住宅を長く引き継げる環境に向け、維持保全や既存住宅の取引について議論を始めると発表しました。住まいを使い続ける人だけでなく、その後に受け継ぐ人にも関わる話です。

長く住む家では、時期や担当の異なる工事が積み重なります。「基礎を補修した」とだけ聞いた人は、構造に関わる工事なのか、表面を整えた工事なのかを区別できません。今回なら表面モルタルを対象としたこと、浮いた範囲を撤去したこと、ハイフレックスを下塗りしたことが、説明の手がかりになります。材料名が分からない部分まで、後から似た製品で埋める必要はありません。

写真で場所を伝え、説明で工事の対象を伝える。この組合せなら、家を受け継ぐ人も「どこに、何のために手を入れたか」をたどれます。今回の補修に新しい記録義務があるという話ではなく、工事を知っている人の記憶だけに頼らず、住まいの履歴を残すための工夫です。

その後の相談内容によっては、確かめる対象そのものが変わることもあります。たとえば室内に染みが現れたり、雨の日に限って変化が出たりした場合は、基礎表面の見え方だけを追うのではなく、雨水がどこからどう伝わったのかを調べる必要が生じます。これは、今回の現場に雨漏りがあったという話ではなく、別の症状が出たときの判断の分かれ目です。

テクアートの雨漏り調査では、気になる跡と水の入口が同じ場所とは限らないことを踏まえ、雨水の経路を確かめて修繕へつなげます。外側の一か所を整えたことだけで、離れた室内症状まで解決したと判断することはできません。表面モルタルの補修と、建物内へ入る水の調査では、追う対象と確かめたいことが違います。

ご相談の際は、材料名や原因を考えて説明するより、どこに、どんな変化が、いつ見られたかをお伝えいただければ十分です。雨との関係が分かる場合は、その様子も手がかりになります。いただいた内容から施工側が調べる範囲を組み立て、表面の修繕で考えることと、別に調査することを整理します。

基礎の表面で気になる所を見つけたとき、最初から「ハツリが必要」「塗ればよい」と工法を決めておく必要はありません。浮いているのはどの層か、どこまで広がっているか、その後にどんな仕上げを考えるか。この順に施工側が確かめることで、ご自宅の状態に合う話へ進められます。

「剥がれている場所を直したい」「周囲とつながる面に整えたい」など、まずは気になることをそのままお聞かせください。表面の状態を調べた結果と、ご希望の仕上げを合わせて考えることで、必要な工事の対象と、完成後に確かめたい内容がつながります。

工事を相談するときには、完成後の色や形と一緒に、その手前で何を処置するのかも聞いてみてください。ご自身で高い場所へ上がったり、浮いた部分を落としたりする必要はありません。届く範囲から分かる状態を入口に、私たちが対象と範囲を整理してお伝えします。どこを直す工事なのかが分かる説明から、住まいの次の手入れを考えていきましょう。🌱

 

 

《基礎モルタルの浮き補修を相談する前に》

Q1.相談前の写真は、どの距離から撮ればよいですか?

近づいた写真だけでなく、建物のどの面か分かる少し離れた写真もあると、位置を共有しやすくなります。高基礎の上のほうが気になっても、撮影のためにはしごへ上がる必要はありません。安全に立てる場所から見える範囲で大丈夫です。株式会社テクアートでは、まず位置と気になる状態を伺い、写真で見切れない所は現地で確認する範囲として整理します。隣家の窓や表札などが入る場合は、送る範囲にもご配慮ください。

Q2.基礎の近くに植木鉢や荷物がある場合は、先に動かしたほうがよいですか?

重い物を無理に動かす前に、置かれている場所と物の大きさを相談先へ伝えましょう。移動の要否は、補修する範囲や作業方法によって変わります。株式会社テクアートでは、基礎補修のご相談を承っています。周囲の状況もお知らせいただくと、工事について話し合う際の手がかりになります。何をいつ動かすか、誰が対応するか、どこへ置くかは、作業前に相談しておきたい内容です。

Q3.施工店以外に、住宅について相談できる窓口はありますか?

横浜市の「住まいの相談窓口」では、国土交通大臣指定の住宅専門相談窓口「住まいるダイヤル」も案内されています。工事の相談とは別に、住宅の専門窓口で話を整理する選択肢です。相談できる内容や受付条件は、窓口の案内をご確認ください。株式会社テクアートでは、当社がご説明した工事内容について、相談先にも伝えやすいよう対象の部位と作業の範囲をお伝えします。

 

 

📍株式会社テクアート
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神奈川県横浜市旭区白根8-20-13
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株式会社テクアートは、横浜市旭区を拠点に住まいの外まわりを調査・修繕しています。今回の基礎モルタルの浮き補修では、打診で範囲を確かめたうえで浮いた表面モルタルを撤去し、ハイフレックスの下塗りから仕上げ左官へ進みました。表面の補修と、雨漏りなど別の症状に対する調査を分け、ご相談の状態に合わせて確認する場所を整理します。

外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工事・外壁カバー工事・張り替え工事・左官工事・土間工事・防水工事(ウレタン・シート・FRP)・シャッター・エクステリア・外装リペアまで、住まいの外まわりを一貫して職人が対応しています。

 

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工事の説明で、分からない材料名をそのまま覚える必要はありません。「何の上に、何を塗るための工程なのか」と聞いていただくと、下塗りも左官も役割が見えやすくなります。仕上がりの見た目と、その手前の仕事を一緒に理解できるよう、これからも現場の作業をお伝えしていきます。

守る塗装を。職人の手で。住まいに安心を。

監修者情報

公開日:2026/10/07

土屋謙司

土屋謙司

土屋謙司 代表取締役社長

「外壁塗装」や「屋根塗装」とは、単純に考えられてしまうことが多いですが、住まいをキレイにするためだけではなく、紫外線や雨風などから屋根や外壁を守るという重要な役割を持っています。つまり、塗装はそのままお客様とご家族の生活を守るものだと言えるのです。家族にとって安心してくつろげる場所、大切なプライベート空間。私だったら、大切に考えて寄り添ってくれる人に任せたいです。